21EMAの特徴とJForex3での設定

21EMAと21SMAの違い EMA

投資を勉強し始めた時、必ず最初に手を出すのが移動平均線でしょう。
私もその一人でした。

二本の移動平均線のゴールデンクロスのタイミングで買い、デッドクロスで売る。
なんて投資を始めた頃にはこれで簡単に儲けることが出来ると錯覚したはずです。

実際にはそんな簡単な相場には当たりませんし、むしろそのタイミングでは
遅すぎるのは、移動平均線に裏切られたと思い込んでいる時に気づきます。

移動平均線と一言で言っても、期間の設定や平均を出す四本値のどれを使うか、
移動平均線の計算の仕方で移動平均線の形状が変わってきます。

このような状況でも人は最適な設定を求めて、昔から何十年もかけてきた歴史があります。
期間は26本が良い、50本がいい、100本が良い、200本が良い、
単純移動平均線ではなくて、指数平滑移動平均線が良い、など
色々なことがたくさん言われ、その度に手法が考え出されます。

しかし、結論から言ってしまえば、
あくまでどんな計算方法でも平均であり、それ自体に意味はありません。
時間軸、通貨ペア、投資商品によって通用しやすい期間や移動平均線の種類が
存在するということだけです。

そして、本やネットで書かれている通りのことだけをやっているうちは
永遠に相場の真理にたどり着けずに、カモネギになるだけです。

せっかくこのサイトにたどり着いて、移動平均線を使うならば
移動平均線を使いこなす」レベルまで自身を高めていきましょう!

 

Pelican FXでは21EMAだけを使う

期間ですが、なぜ21期間を使うかというと、特に理由はありません。
しいていうならばフィボナッチ数列の1つであるということだけです。

EMAを使う理由は、現在の価格に比重を置くことで今の相場状況に重点を置き、
EMAから離れれば離れるほど乖離が進み、平均から外れていることを意味し、
近づけば近ずくほど平均に収束していることになり、次の動きのために
エネルギーを蓄えていることになります。

そのほかにも特徴が3つあります。

 

21EMAと21SMAの特徴

21EMAと21SMAの違い

チャートを見たほうがわかりやすいので、実際に比較していきます。

21EMAは緑と赤のライン、21SMAは青ラインです。
21EMAの方が21SMAより早めに値動きに反応していることがわかります。

特徴1 向きが揃ろうとトレンドが強くなる

赤枠で囲った部分を見てください。
21EMAと21SMAの向きが揃うと値動きはその方向に進んでいます。
つまりこのタイミングでは逆張りはその時間軸では避けた方が良くなります。

その理由は単純移動平均線(SMA)が任意の期間の終値の平均であるのに対して、
指数平滑移動平均線(EMA)は任意の期間の1つ前のEMAの数値に(期間-1)した期間を掛けたものと現在の価格を2倍したものを(期間+1)したもので割ったもの。

要するに現在の価格に比重をおいた平均の連続と通常の平均の連続が、
同じ方向に動いているならば、その方向が強く意識されているということです。

特徴2 21EMAと21SMAの天底が揃うと大きな動きが期待

紫丸で囲った部分を見てください。
21EMAと21SMAの天底が同じならば、短期間で変動率が高い値動きが
ローソク足1本ずつに起きています。

下落の時にこのパターンになれば、急落する可能性が高くなります。
上昇の時はそうではありませんが、相場心理で下落の時ほど勢いよく落ちるため
このパターンをもし見つけた場合は、短期的に大きく動くかもしれないと
事前に予測しておけるでしょう。

特徴3 21SMAは遅れてやってくる

特徴1、2を見る限りは21SMAも使えるのではないかと思いますが、
やはり注意が必要なのは、単純に終値を平均しているだけであること。

オレンジ枠を見てください。
21EMAではとっくに天井を指していたのにも関わらず
21SMAでは下落が止まるタイミングでようやく天井を作りました。

短期的に上昇や下落が続くと(一過性のものではなく、ローソク足数本分が
戻りもなく上昇、下落を続けた場合)、このようなことが起きます。

単純に終値平均しているから現在の価格との間にギャップが生まれてしまい、
平均が遅れてやってくるために現在の相場とは噛み合わなくなります。
そういったことを防ぎたいがためにEMAを使うことを好んでいます。

もちろんEMAでも短期間に流れが続いていくと乖離は発生し、
状況によっては価格の天底とEMAの天底が違うことや
EMAが天底をつけたのにさらに価格が動いていくこともあります。

ここまで特徴を3つ上げましたが、EMAを使おうがSMAを使おうが
平均には変わりありません。平均線を凝視せず、重要視せずに
純粋に価格の変動を見るようにしていきましょう。

 

JForex3での21EMA表示方法と設定

ここでようやく21EMAの表示方法と設定に入ります。

 

JForex3,21EMA表示と設定

まずインディケーターの中から
「Overlap Studies」→「EMA」を選択。
入力タブの「Time Period」を「21」にします。

 

JForex3,21EMA表示と設定

出力タブから上昇と下降の色を分けていきます。

なぜ色を分けるかというと、平均線の色が変わるとは、
相場に変化が起きていることを指しており
天井か底を示唆していることを遅れて知らせてくれます。

この色分けが出来るのはJForex3と他の海外のアプリくらいなものです。

21EMAを使った場合、天井か底になるかもしれないと意識できます。
他の数値でも同じようにできますが、18~35くらいまでの範囲が適当です。
それ以上大きな数値になると、今度は中期的な意味合いになってしまうため
遅れすぎてしまいます。

 

JForex3,21EMA表示と設定

余談ですが、JForex3のインストール版/ダウンロード版には
アドバンスドタブから「期間」→「任意の時間軸」を設定すると
マルチタイムフレームで表示できます。
例)1時間足に4時間足のEMAを表示させる

一部のインディケーターを除き、ほとんどのインディケーターで
マルチタイムフレームで表示出来るので、必要ならば使いましょう。

 

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