21EMAの表示ができたらトレンドラインと組み合わせていきます。
この2つ無くしてPelican FXは成り立ちません。
トレンドラインの引き方に関しては、
後日すぐに引き方を書いた記事をアップする予定です。
巷で言われている引き方と少し違いますが、その効果は抜群です。
トレンドラインを引く
まずはドル円の週足を例として出します。
2014~15年あたりの週足チャートを用意してください。
少し時間をかけて、自分の今引けるトレンドラインの知識と練習で
2015年末まで引いてみてください。
引くまでは絶対に次の画像を見ないようにしてください。
引けましたか?
Pelican FXが引くトレンドラインはこのようになります。
引き方は後日アップするので、画像をクリックして拡大して
よく観察して、穴があくまで観察し、なぜそうなるのか、
21EMAとどういう関係性があるかを考えてください。
もっとわかりやすくすると、この週足は赤ラインのように動いています。
その時々の高値と安値を交互に引いて大きな視点で見た場合です。
わかりやすくローソク足を消したものが上図です。
上昇トレンド、上昇波動中は21EMAは緑が多く、
ダウントレンド、下降波動中は21EMAは赤が多くなります。
必ずしもそうではない時があるので参考程度に留めておく必要があります。
また、高値(安値)が決まったタイミングと21EMAの色が変わるタイミングが
離れている時はもう一度高値付近を目指す動きが出てきやすくなります。
21EMAとトレンドラインの関係性
さて、ここからが本題です。
21EMAとトレンドラインには一体どういう関係があるのか。
もう一度チャート図を見てみましょう。
何かに気づきませんでしょうか?
高値と新高値、安値と新安値を結んだラインがトレンドラインですが
その範囲内にトレンドラインが入っているときは緩やかに動きやすく、
週足を使った分析がしやすいということです。
そうでない時は下位足で強い動きになっていて、下位足で分析をしていくことで
動きについていきやすくなります。
この場合では週足なので、日足をメインに見つつ4時間足なども見て
タイミングを計ってトレードすることになります。
まとめ
このようにトレンドラインだけでなく、EMAとも関係性を調べると
意外な関係性に気づかされることがあります。
移動平均線はEMAも含め、遅れてやってくる指標ですが
それを逆算して、もうすぐ上位足に沿った動きになるかもしれない、
そろそろ下位足がメインになってくるタイミングかもしれない、
などと戦略を立てやすくなります。
もちろんEMAを使わずにトレンドラインを引いてももちろんできます。
EMAはあくまでトレンドの判断であり、必ず遅れてくる指標であるため
あってもなくても構いません。
本来の使い方に自分の考え方をプラスし、それが有効なのかそうでないのか、
どんな時に有効になり、有効でなくなるのか。基本ができるようになったら
そういった所にも目を向けていくようにしましょう。
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