【永久保存版】トレードで最低限使いたい手法② 〜フラクタル理論〜

FXの基礎

トレードで勝ち続けていくために必要な手法は
基本的なことだけでよいのが持論です。

先日のツイートで書いたようにこれだけでも十分です。

前回はダウ理論を書いたので、今回はフラクタル理論について書いていきます。

フラクタル理論とは

簡単に言ってしまえば、1つの形状はそれを細分化しても同じ形状が見られるということです。

よく例として出されるのは以下のような画像でしょう。

フラクタル構造

もっと詳しいことを知りたい方は以下のリンクが分かりやすく説明してあります。

チャートにもフラクタル構造は現れる

チャートにもフラクタル構造が見られます。
しかし、完全に形が一致するというわけでは必ずしもなく、
流れという形でフラクタル構造が見られるという大雑把なイメージです。

ポンド円フラクタル構 135分足

135分足

ポンド円フラクタル構造45分足

45分足

ポンド円フラクタル構造 15分足

15分足

これらのチャートを見てもどこがフラクタル構造なんだ?って思いますが
チャートは常にトレンド継続を示す推進波とトレンド転換を示す修正波が交互に現れています。

これを明確にしたものがエリオット波動です。

エリオット波動とフラクタル構造

エリオット波動の基本的な動き

エリオット波動の基本は5つの推進波と3つの修正波で構成されています。

詳細は以前まとめて書いたこちらを読んでください。

エリオット波動 フラクタル構造

このオレンジのラインの下の時間枠(タイムフレーム)では同じように
5つの推進波と3つの修正波で構成されています。

上2つの図は上昇時の動きですが、下落時は逆に下落の5つの推進波と上昇の3つの推進波です。

相場はこのようにきれいに現れるのはまれで、実際にはもう少し複雑な動きをして
判断を迷わせるような動きがほとんどです。

チャートは常にダブルトップ/ボトムか三尊/逆三尊で開始/終了する

ポンド円 ダブルボトム、ダブルトップ、三尊天井、逆三尊天井

チャートは常に反転/反発するときにダブルトップ/ダブルボトムか三尊天井/逆三尊天井で
切り替えしていきます。

今見ている時間枠(タイムフレーム)で見つけられない場合は、
その時間枠より下の時間枠でダブルトップ/ダブルボトムか三尊天井/逆三尊天井が
発生してきりかえしています。

上図はラインチャートでダブルトップ/ダブルボトム(青ライン)か
三尊天井/逆三尊天井(赤ライン)で反発したポイントを記しています。

三尊天井/逆三尊天井も底/天井と右を見ればダブルトップ/ダブルボトムです。

つまりダブルトップ/ダブルボトムが常にチャート上には存在し、
それに挟まれて価格が動いているフラクタル構造ということになります。

値動きと反転/反発のフラクタル構造を意識し、ダウ理論を使う

エリオット波動の5つの推進波と3つの修正波で値動きは構成され、
反転/反発はダブルトップ/ダブルボトムか三尊天井/逆三尊天井で構成されます。

ここにダウ理論のトレンド定義を加えることで、値動きがどのように動くかを知り
トレード戦略を継続するのか、改めていくのかを考えることができます。

目線の切り替えはトレードにおける重要なポイントです。
損切を早くする、利益を伸ばしていく、または利益を減らさないようにするためです。

この2つを理解するだけで1つの時間枠(タイムフレーム)の値動きを理解でき、
戦略を柔軟に変更できることや、MTF分析(マルチタイムフレーム分析)を
的確にできるようになります。

まずは、このようなことを意識して、的確な環境認識をできるように練習していきましょう!


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