【初心者は絶対読んでから始めて!】テクニカル分析のやり方 《トレンドライン・チャネルライン編》

【初心者は絶対読んでから始めて!】テクニカル分析のやり方 FXの基礎

今回からシリーズ企画として、私自身がFXを始めた頃に知りたかった、教えて欲しかったことを
思うがままに書き綴っていきたいと思います。

初回の今回はテクニカル分析の1つである罫線分析の基礎「トレンドライン・チャネルライン」

投資初心者はつい移動平均線やMACDとかインディケーターの方から先に勉強して
トレードし始めてしまいますが、実際はその計算式の元になっている
ローソク足やバーチャート、ラインチャートの四本値(始値、終値、高値、安値)から
値動きを予測する方法をしっかり身につけた方が最短距離で利益を上げられるようになります。

「ただラインを引くだけでしょ?」と思われるかもしれませんが
そのただのラインが相場の上下を支配し、斜めで時間を意識した動きを予測でき、
さらには値幅を予測できたりと万能な役割をするツールがトレンドライン・チャネルラインです。

トレンドライン・チャネルラインはどこから引く?

ラインを引くと言っても人によってさまざまです。
高値や安値から引く人もいれば、終値から引く人もいたり、
状況によってこれらを混ぜて引く人もいます。

さらには、意識されている価格付近を3回以上タッチしているように引くなんてこともあり
それほど曖昧なラインの引き方が多くの初心者トレーダーを迷わせてしまうのです。

そのため、自分で1つの基準を作り、それに従ってラインを引きつづけ
チャートとの折り合いを自分でつけていくようにすることが一番です。

私の場合は「終値で引き、高値安値の部分は終値で引いた角度のラインを当てます」
高値安値にもラインを当てる理由は、この部分は値動きが起きた到達点であるため
無視できない動きだからです。

それでは次は実際のチャートを例にして説明していきます。

トレンドライン・チャネルラインの手順

1.ラインチャートにする

ラインチャート
EURJPY15分足

ラインチャートは終値を結んだラインです。
インディケーターの計算式は基本的に終値を使って計算されているものが多いため
ラインチャートでトレンドを把握した方が効率的と考えています。

2.ラインを引く

この工程に入る前に先日書いたこの記事をぜひ読んでください。

このダウ理論で上下に分けられる目立った部分をラインチャートで見つけます。

この時、ローソク足チャートの高値安値とラインチャートの高値安値が違っていても構いません。
ラインチャートで確認できた高値安値を確認してラインを引きます。

ラインチャート
EURJPY15分足 高値/安値

パッと見て目立った高値と安値にオレンジラインを引きました。
これを目安にトレンドライン・チャネルラインを引いていきます。

ラインチャート
EURJPY15分足

3.ローソク足チャートにする

ラインチャート
EURJPY15分足

ローソク足に戻すとこのようになります。
この状態にしてから同角度のラインを高値安値においていきます。

4.高値安値に同角度のラインをコピペする

ラインチャート
EURJPY15分足

赤点線が同角度をコピペしたものです。
この点線を抜けた後に押し目や戻りとなって戻る動きから抜けた方向に再度動くと
トレンドが続いいていく可能性が出てきます。

そして、実際にどのような角度を作って値が動いていくのか、
トレンドが強まるような角度に変化していくかが分かりやすくなります。

このようにトレンドライン・チャネルラインは相場の動き方を明確にしてくれます。

応用

初心者必見!トレンドライン・チャネルラインの本当の引き方
EURJPY15分足 応用

こちらはまだ初心者には早いですが、先ほどの一番左の角度のチャネルラインを
上や下に等倍分を重ねていくとこのようになります。

青矢印の角度で視線を固定して斜めに見てください。
最初のチャネルラインを3つ重ねたところがちょうど最高値になっています。

このように綺麗にチャートがハマることは珍しくありません(数としては少ないですが)
上記のラインの引き方がしっかりできるようになり、相場の動く向きがわかるようになったら
このように視線を傾けて相場を見ていくと、意外な発見があります。
今はまだ頭の片隅にでも置いておき、基本を反復練習していってください。

おまけ 応用2

初心者必見!トレンドライン・チャネルラインの本当の引き方
EURJPY15分足 応用

緑背景の幅は上下共に同じ。
このようにはみ出た部分が同じ幅で出ることもあります。
この幅分を超えない限りは次の角度の動きが出にくくなります。


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