ハーモニックパターン特集｜ブラックスワンを解説

ハーモニックパターン10回目の記事はブラックスワンです。
その前に過去9回の記事はこちら。

ハーモニックパターン13回目の最後の記事です。
その前に過去12回の記事はこちら。

今回のブラックスワン、次回のホワイトスワン、次次回のスリードライブは
特に覚えなくても良いパターンです。前回までの10パターンを覚えれば
あとはライントレードで対応できてしまうからです。

逆にパターンを覚えすぎてしまって無理やり当てはめてしまうことの方が
デメリットが多いため、余裕のある人だけ覚えるようにしてください。

それではブラックスワンの構造と条件を見ていきましょう。

ブラックスワンの基本構造と条件

形だけ見るとトレンドが続いた時の戻りを基準にしたエクステンションのパターンになります。

ブラックスワンパターンの実例

GBPUSD（ポンドドル）日足に現れた売りパターン。

USDCAD（ドルカナダ）1時間足に現れた買いパターン。

ブラックスワンパターンのD点の予測方法

X-Aのエクステンション最小〜最大、B-Cのエクステンションの最小〜最大比率から
D点を導くPRZゾーンを予測していきます。

赤枠はPRZ。
三角形（オレンジ背景）はB-Cエクステンション最小〜最大比率。
三角形（赤背景）は実際にその比率内で到達した最初の山（トップ）。
その後上昇してから下落し包み足になった後に、2019年12月12~13日（日本時間）イギリス総選挙の上昇。

#GBPUSD #DAILY #HarmonicTrading #BlackSwan #ポンドドル #日足 は #ブラックスワン 発生から大きな下落。
D点を大きく超えたのはイギリス総選挙時で例外とするならば、今回のD点がレジスタンスとなっていることがチャートから伺えます。#ポンド から見て #ドル急上昇 #スイスフラン上昇 #円上昇 pic.twitter.com/Qz6LuTVQxY

— Pelican FX (@FxPelican) March 19, 2020

#GBPUSD #DAILY #HarmonicTrading #BlackSwan #ポンドドル #日足 は #ブラックスワン 発生から大きな下落。
D点を大きく超えたのはイギリス総選挙時で例外とするならば、今回のD点がレジスタンスとなっていることがチャートから伺えます。#ポンド から見て #ドル急上昇 #スイスフラン上昇 #円上昇 pic.twitter.com/Qz6LuTVQxY

先日ツイートした内容ですがPRZがレジスタンスゾーンの役割をしています。
英選挙の結果がなくても下落する可能性があったということを示唆しています。
もちろん、このゾーンを超えて、その戻りがサポートされれば上昇が強まる可能性があります。

赤枠はPRZ。
三角形（オレンジ背景）はBCエクステンション最小〜最大比率。
三角形（青枠）はXAエクステンションの最大比率。

ブラックスワンパターンのまとめ

⑴B点：X-Aからのエクステンション138.2~261.8% ⑵C点：A-Bからのリトレイスメント23.6~50% ⑶D点：X-Aからのエクステンション112.8~261.8% ⑷D点：B-Cからのエクステンション112.8~200%

ブラックスワンはトレンドの終わりに出やすいパターンです。
そのためGMMAで短期線束と長期線束でトレンドの期間が長ければ
このパターンを探していく目安になります。
（短期線束の上下で推移するのが長いときも目安になる）

 ハーモニックパターン　ブラックスワンパターンのフィルタリング

ブラックスワンはトレンドの終わりに出来上がりやすく、
トレンドが終わる範囲から逆張りしていくパターンです。

次回のホワイトスワンは、逆にトレンドが続くことを見越した順張りパターンで、
ハーモニックパターンでは唯一のものになります。
ブラックスワンをひっくり返した形なので、混同しないようにしましょう。

ハーモニックパターン早見表
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