ドル円から見るエリオット波動の学習と考察|移動平均線(25EMA)から波動を見分ける基準とコツを伝授!

エリオット波動

裁量トレード手法をあと【9名様】だけ特別価格8500円!詳細は下記リンクから
https://jforexmaster.com/chartkaitaisinsho2023/

こちらを購入された方、もしくはIS6FXキャンペーン!に口座開設された方向けの特典として
リアルタイムで相場観や質問にお答えするDiscordに招待いたします。
Discord参加者は【6名】になっています

------------------------------------------------------------------------------------------------

ROSE FX(Xアカウント:@TradeContents_W)です。

エリオット波動は図解で解説されるものは、とてもシンプルながら
リアルタイムで動く実際のチャートでは活用しづらいという弱点(デメリット)があります。

エリオット波動は常にカウントを修正しながら分析していくものであるため
解説されているアナリストやトレーダーは常にそのことを前提として使っています。

それが後付けであると認識されてしまうことも多いことから
「エリオット波動は使えない」と烙印を押されてしまいます。

しかし、それでは大変もったいないです。
エリオット波動のカウントがしっかりと決めれば大きな利益を望めますし
トレンドライン、チャネルラインをきちんと引ける目安となるため
実は全ての罫線分析に通じると、私はこれまでの経験から考えています。

そこで、今回はドル円を例に25EMAを使った波動を見分ける基準とコツを解説します。

25EMAは波動を見分ける最高の武器

私は25EMAを使っていますが、20~25期間の間であればほぼ変わりません。

EMAは指数平滑移動平均線と呼ばれ、終値に比重を置いた計算方式で平均を出しています。
SMAを使っても良いですが、こちらは単純移動平均線と呼ばれ、単純に一定期間の平均であるため
反応が少し鈍くなっています。

EMAは直近の価格変化に強いため、トレンド判断に最適なことから
波動を見分ける最高の武器になるため、使うことをお勧めします。

25EMAで波動を見分ける基準

25EMAで波動を見分ける基準はこちらです。

ポイント

25EMAの傾きが大きく変わったタイミング

25EMAの傾きが大きく変わるとは、どのような状況でしょうか?

答えは明確で、これまでの流れの方向と逆方向に動いている時です。

エリオット波動を25EMAで見分ける基準とコツ
USDJPY 年足

25EMA(緑)が直近2年で上向きに変化しているのが分かります。
この時に1波動を作ったことが確定したことになり、黒矢印のような動きになります。

これをエリオット波動でカウントすると、どのようになるか考えてみます。

年足のエリオット波動カウント候補

エリオット波動を25EMAで見分ける基準とコツ

1995年あたりから25EMAが表示されているので、その前の動きを25EMAで判断できませんが
戻り方から考えると上図のようになるかと思います。

その基準として、1995年につけた安値を2011年で割ってきましたが
下落が続かずに反発上昇していることから修正波の動きであると現時点でわかります。

そのため拡大フラットパターンなど(拡大トライアングル、ランニングフラット)が考えられ
2024年11月の時点で黒丸Aの高値を更新したことから、その状態が確定しています。

次に考えるのは①の安値を超える上昇をしないこと

これが推進波の条件です。なお、この状況では下落推進波になります。

①の安値は177.05です。
ここまでは上昇の余地があるということを頭に入れて、月足を見ていくことにします。

月足のエリオット波動カウント候補

候補1

エリオット波動を25EMAで見分ける基準とコツ
候補1

ここからは候補が増えていく形になるため、
頭を整理しながらついてきてください。

まずは候補1を考えていきます。
候補1では今年の高値はすでにつけた可能性が高く、
25EMAは横向きに変わりつつあるため、青(3)が確定したと仮定します。
その際は、次の青(4)は最高で125.856まで下落する可能性があります

候補2

エリオット波動を25EMAで見分ける基準とコツ
候補2

流れは同じですが、カウントの場所が異なるのが候補2です。

2022年3月に高値をつけて青(3)が確定、
2022年1月〜2024年7月で3波動の上昇で高値をつけたと仮定します。

この時点でランニングフラットか拡大フラット、
または拡大トライアングルが確定していると考察できます。

次が3波動の下落になるか5波動のどちらになるかはわかりませんが
下落する可能性が高いことが伺えます。

上図のように現在の価格付近は過去に遡っても意識されている価格帯であるため
下落してくる動きが出てもおかしくはない状況です。

この価格帯(152.00~153.00)をしっかりと超えて、小さくても押し目をつける展開にならないと
上昇してくることは難しいかと思われる状況です。

週足のエリオット波動カウント候補

エリオット波動を25EMAで見分ける基準とコツ

週足で見ると、月足の候補2の動きが適しているように思えます。

黒丸Cは2024年7月1日の週。その翌週に日銀が11日、12日に円買い介入したと
先日のBloombergのニュースで出ていました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-07/SM5MVOT1UM0W00

 財務省が8日に公表した7-9月の日次(にちじ)ベースの介入実績によると、7月11日に3兆1678億円、翌12日に2兆3670億円のドル売り・円買い介入が行われた。7-9月の介入総額は5兆5348億円。

実はこれ、相当タイミングを狙って行った可能性があるため
エリオット波動を使える人がいた可能性もあります。

このように書くと「過去の介入を例に失敗しているじゃないか」と批判が来そうですが、
実際、その失敗さえも価格上では失敗していますが、カウントの場所では成功しています。

この介入による下落継続の動きからの反発が現在です。

25EMAが上向きに変化したことで下落の1波動の動きが終わり、
修正波による戻りなのか、上昇推進波による上昇なのかを判断することになります。

このチャートではすでに戻りを終えた可能性が高いことがいえます。
が、まだ高値を更新する可能性も残っていることに注意です。

詳細は次の日足を見ていきます。

日足のエリオット波動候補

候補1

エリオット波動を25EMAで見分ける基準とコツ
候補1

というのも、黒丸Ⅰで安値を一度つけた後の下落で青(a)~(b)の動きに注目します。
赤a~cの3波動となって黒丸Iの安値を抜けた後、下落が続かずに反発して25EMAを
上向きに変える上昇となっています。

青(a)も超えたために拡大フラットパターンか拡大トライアングルが確定しています。

最後の青(c)の上昇に注意が必要なのですが、
25EMAを確認すると、上向きを維持しているため再度上に向かう動きか、
または3波動目の高値を更新しないフェイラーというパターンが
出てくる可能性があります。(ここでは赤Ⅲの高値のことを指します)

25EMAが下向きに変われば青(c)の高値は確定しますが
そうでない場合は、まだ上昇するか赤Ⅲ高値まで上昇してくることを考える必要があります。

そうした後に下落が強まることを考えています。

候補2

エリオット波動を25EMAで見分ける基準とコツ
候補2

候補1とほぼ同じですが、青(b)以降の赤Ⅰ〜Ⅱのカウント場所が少し違います。

より分かりやすくするために4時間足を見ていきます。

エリオット波動を25EMAで見分ける基準とコツ
4時間足 

黒①~⑤のカウントは難しいカウントになります。
そのため上記カウントでない可能性が高いことに注意してください。

赤I〜Ⅱが拡大フラットパターンであれば、赤Ⅳはペナントやジグザグになる傾向があるため
黒④を抜けてくることは予想できますが、この場合であれば144.678~146.491のゾーンまで
下落する可能性を考えておきます。

この下落具合によって、日足の25EMAの傾きが変わっていきます。

上向きの現状から下落が強い場合は25EMAを横向き以上に強めるため
このような場合はすぐに25EMAの角度が下を向いてきます。

赤Ⅴが赤Ⅲの高値を上回らないのであれば、ジグザグになりやすいため
下落は強めに出てくることを想定しておくことになります。

中期・長期戦略

候補1

ドル円・エリオット波動による中・長期戦略
4時間足 候補1

今後取る戦略候補の1つとして図のような動きを考えていきます。

11月11日以降は戻りの上昇となり、153.60-80付近が戻りのポイント。
その後下落し黒丸Cを作る下落の流れになります。

149.40付近がサポートとなるかに注目し、
もし反発してきた際は直近高値154.708を目指していく動きが出てくるでしょう。

その後上昇が続かずに反転し、大きな赤文字Ⅰ〜Ⅴを作る下落推進波が出てくることを
シナリオとして考えます。

候補2

ドル円・エリオット波動による中・長期戦略
4時間足 候補2

可能性としては低いですが、拡大型のトライアングルも候補としてあります。

青(a)と青(c)を結んだラインが青(e)となりますが現実的なものではないため
とある方法を使った角度で青(e)を示しています。
とある方法については後日、記事としてアップする予定です。

この候補では候補1のような黒丸A~Cの3波動ではなく、
5波動の下落推進波となるため5波動目が出てくるかに注目していくことになります。

図には記していませんが、青(e)までの動きは全て3波動の動きになり
青(e)からは5波動の下落推進波となっていくシナリオになります。

25EMAの傾きと傾くだけの価格の変化を見分けるのがコツ

25EMAを使った波動を見分ける方法はエリオット波動だけでなく
トレンドラインやチャネルライン、水平ラインを引くことにも使えます。

どの安値、高値を結んで良いか分からなくなった場合は
上記のことを参考にして引いていくと迷いがありません。
常に同じ基準で引くことができるため、検証にも最適です。

25EMAの傾きが変わるだけの大きな変化は1波動を終わらせる、ということを覚えていれば
傾きが変わらない限りその方向についていけば良いので方向に悩まずに済みます。

この意識を持って、エリオット波動のカウントをとる練習をしてみてください。

2024/11/14 アップデート

ドル円・エリオット波動による中・長期戦略
4時間足

上昇が強い状態が続いており、ドル高による影響が大きいと言えます。
そのため下落しても拾われていく展開が続いており、
紫ラインを抜けてくるまでは利食いによる下落は強まらないことが考えられます。

しかし現在は下降チャネルライン上限に迫っており、
上限到達後に下落が強まることも想定しておかないといけない場面になっています。

高値掴みに警戒しつつ、戦略を立てることをお勧めします。

お知らせ

ドル円 などの相場観は 今後、Discordをメインにやっていきます。 参加方法は以下になります。

①「チャート解体新書」購入者   
あと9名様まで特別価格で購入できます
https://jforexmaster.com/chartkaitaisinsho2023/

②IS6FXに口座開設(トレードもしてくれたら嬉しい)
https://bit.ly/3CoCY1T

※ 2を選んだ方は、アカウント番号と名前をDMでお知らせください。
確認後、Discordの招待をお送りします。 ご興味あれば、ぜひご検討ください

IS6FXキャンペーン情報!口座開設(継続的に取引してくれると嬉しいです)でDiscordに招待!
IS6FXレバレッジ2000倍口座 限定777名まで
IS6FX入金50%ボーナス
DiscordはROSE FXが個人的に運営しており、相場観やキャンペーン情報などを投稿したり
Discord参加者の相談や質問にお答えするものです。
投資助言等は行いませんのでご了承ください。
TechFX 新規口座開設ボーナス20,000円
本記事の画像や文章の無断転載、複製はご遠慮いただいております。
もし発見した場合は、適切な対応をさせていただきますのでご了承ください。

お問い合わせ

お問い合わせは下記フォームからお送りください。 内容を確認後に速やかに返信いたします。

    必須問い合わせ種類

    必須問い合わせタイトル

    必須お名前

    必須メールアドレス

    任意電話番号

    必須お問い合わせ内容

    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシーと利用規約が適用されます。
    執筆者
    アバター画像

    相場歴:20年|手法:エリオット波動、ローソク足、チャネル&トレンドライン|トレード通貨ペア:USDJPY(ドル円)EURJPY(ユーロ円)|FXトレーダー&ブロガー(2007-現在)※FX会社(2020)、FXデモ体験アプリ会社(2021-2022)│エリオット波動&チャネルライントレード│投資コンテンツ執筆│ブログ運営│FX会社とタイアップ計11社以上、FX専門雑誌掲載7回、 FX WEBメディア掲載3回、FX投資ラジオ番組出演2回など、その他多数。
    2024年10月からフリーに戻るので仕事依頼お待ちしています!

    ROSE FXをフォローする
    エリオット波動
    ROSE FXをフォローする

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました