エリオット波動でトレードを行うにはどのような手順を踏んでいるのか
気になる人がいると思うので、今回はこの点をクリアにしていきます。
この部分は販売中の「エリオット波動トレード 極の書」には書いていない部分ですが
エリオット波動を使う人たちを増やしていきたいため、今回はこの記事で全体に公開します。
手順1 月足からエリオット波動をカウントしていく
相場の基本は、値動きは大きい足から小さい足へと見ていくことです。
そのため、月足から必ずエリオット波動をカウントしていきます。
なぜなら、下位足で1つの波動(推進5波、または修正3波)を作ったときは、
必ず上位足でも1つの波を作っているからです。(これを理解していない似非波動使いが多い)
月足、週足、日足、4時間足、1時間、・・・・・・と丁寧に見ていきます。
エリオット波動をカウントしている足でカウントが見えない場合が多いので
その場合は下位足の動きを見ながらカウントしている足を考えていきます。
以前書いた1波と2波が見えないパターンもあるため、必ず丁寧に見ていきます。
エリオット波動をカウントする上で指標となるものは「エリオット波動トレード 極の書」で
書いているものを使用します。
このようなことがあるため、必ず2パターン以上のカウントパターンは想定しておくようにします。
そのため頻繁に修正が必要になる15分足未満は適さないため、
1時間足前後まででカウントすることがおすすめです。
手順2 あるインディケーターを使い、最適なエントリーをするためのフィルターを作る
これはまだ検証しているものであり、何を使っているかは公開できません。
搭載しているチャートを提供している会社が限られています。
現在確認済みの会社を紹介しますので、エリオット波動と照し合わせながら探してみてください。
・IG証券
![](https://s.tradingview.com/static/images/illustrations/main-page.jpg)
このインディケーターとエリオット波動はとても相性がよく、
エリオット波動をほぼ正確にカウントできるようになっていることが前提ですが
フィルターの役割を示してくれるため、遅すぎず、早過ぎずの最適なエントリータイミングを
導き出すことができます。
エリオット波動のカウント場所でトレンドラインを引き、
該当するポイントでインディケーターにもトレンドラインを引きます。
これでエントリーのフィルターが終わり、あとは価格とインディケーター両方で
トレンドラインを超えてくるのを待つだけです。
エントリーは成行でも、トレンドラインを超えたところを想定して逆指値注文の
両方を自分の状況を考えて使い分けます。
手順3 利食い(リミット注文)と損切り(ストップ注文)を入れる
最後に利食い注文(リミット注文)と損切り注文(ストップ注文)を忘れずに入れます。
利食い注文(リミット注文)は、エリオット波動のセオリーで導き出したポイント。
損切り注文(ストップ注文)は、エントリーした時にできたカウントの高値/安値。
※損切り幅に合わせて証拠金の3%未満になるようにポジション量を調整します。
※ストップ注文の引き上げは各カウントの副次波にあわせて段階的に引き上げます。
手順4 エントリーも利食い/損切りも常に待つ姿勢を忘れない
常に言い聞かせていることですが、
エントリータイミングになるまで待つこと、
利食いポイントまで待つこと、損切りポイントまで待つこと。
これらを徹底的に守るように自制心を鍛えることです。
エントリーが適当になる、早まるときは必ず“何かに急かされている”ときです。
早く稼ぎたい、儲けたいなど、自分の基準で制限をかけているときです。
しかし相場は自分のコントロールが全く効きません。こちらの都合などお構いなしです。
相場に合わせるではなく自分の都合に合わせて良いように相場をコントロールしようとしている。
相場が自分の思うように動くと思ってしまっている。
こういうときが一番損失を膨らましやすい状況です。
そうならないための一番の方法は、数え切れないほどの検証をしてきた結果から得られた
自分の勝ちパターンを認識し、勝ちパターンを信じる姿勢を持つことです。
だから適当に投資に向き合っている人にはできないことですし、
自分の頭で考え続け、手を動かし続けることができない人には投資の神様はご褒美をくれません。
もしまだ明確な勝ちパターンを持っていなければ、
今回の内容を参考にして自分の勝ちパターンを構築してください。
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