前回は事前準備を含む起動〜チャート操作や設定方法を解説しました。
これだけで十分トレードができるようになるので、まだ読んでいない方はまずはそちらをお読みください。
合わせてIG証券をメイン口座にして9ヶ月の本音レビューもお読みいただければと思います。
今回は、ProRealTimeチャートを有効に活用するための方法として、チャート左上部にある表示項目と取引項目について解説します。
表示項目は通貨ペアなどの銘柄の変動リスト、取引項目は取引履歴の確認から取引パフォーマンスの確認が
とても分かりやすく表示されるので、ぜひ参考にしてトレードに生かして欲しいと思います。
表示項目
リスト
「表示」をクリックすると一覧が下に表示されます。
※ProScreener、スプレッド、オプションチェインは今回省略します。
リストが表示され、中央上部のチェックボタンをクリックすると図赤枠のように銘柄リストが表示されます。
この銘柄リストからチャートを表示させても良いですし、自分でカスタマイズした通貨ペアのリストを作ることができます。
図白枠の「スパナマーク」をクリックするとオプション画面が表示されます。
左側のリスト欄から「My List」を選択します。このとき横の星マークをクリックするとお気に入りリストに追加できます。
- 「My List」を表示すると図のように検索窓が表示され、表示したい通貨ペアを入力
- 追加したい通貨ペアをクリック
- リストに追加される
これでいつでも自分が監視したい通貨ペアを表示することができます。
相場状況が変わり、監視したい通貨ペアを変更したい場合は以下のようにします。
- 削除したい通貨ペアの左横のチェックボックスをクリックしてチェックを入れる
- 「選択した証券をリストから削除する」をクリック
検索画面
検索画面は前回もやりましたが、表示項目からも検索画面を表示できます。
- 検索窓に検索したい通貨ペアを入力
- サジェスト機能で一覧が表示されるので、該当するものをクリックして通貨ペアを表示
次は「ProScreener」ですが、スクリーナー条件を設定するプログラミングが必要なので飛ばし、「トップムーバー」を解説します。
トップムーバー
トップムーバーは全ての銘柄をある条件に絞ったときに、その条件を満たしている通貨ペアを表示させる便利な機能です。
変動
- チェックボックスをクリックして「変動」を選択
- 基準「上昇、下落、オープニングギャップアップ(上窓あけ)、オープニングギャップダウン(下窓あけ)」をクリックして選択
- 期間「昨日、1時間、30分、15分、5分、始値、先週、5日、1月、1月1日(翻訳ミスで分かりません)、1年」
ローソク足
- チェックボックスをクリックして「ローソク足」を選択
- ローソク足パターン「たすき線(上昇継続3線)、たすき線(下落継続3線)、グリップトップと墓石(トウバ?)、グリップトップと暗黒の雲カバー(陰線かぶせ線?)、グリップボトムとトンカチ、グリップボトムと切り込み線、トンボ、上ヒゲのない黒線(陰線)、上放れ、下放れ、切り込み線、同時(同時線)、同時宵の十字星(同時線の宵の明星)、同時明けの十字星(同時線の明けの明星)、弱気のはらみ寄せ線、弱気のはらみ線、弱気の寄り引同時線、弱気の抱き線、強気のはらみ寄せ線、強気の寄り引き同時線、強気の抱き線、捨て子の宵の明星、捨て子の明けの明星、捨て子線、暗黒の雲カバー、白の丸坊主(大陽線)、白の十字星、白の墓石/トンカチ(陽線のトウバ?/トンカチ)、白の首つり線/トンカチ(陽線の首つり線/トンカチ)、白影のない白線(?)、赤三兵、長い白線(長い陽線)、長い黒線(長い陰線)、黒の丸坊主(大陰線)、黒の十字星、黒の墓石/トンカチ(陰線のトウバ?/トンカチ)、黒の首つり線/カラカサ(陰線の首つり線/カラカサ)、黒三兵」
- 基準「完了済、現在」
- 期間「5分、15分、30分、1時間、2時間、3時間、4時間、日間、週間、月間」
日本語訳がおかしい部分があるので、使う場合は注意してください。
ProRealTrendの検索
この項目に入る前にProRealTrendを稼働させなければいけません。
- チャート上部「オプション」項目をクリック
- 「ProRealTrendライン」タブをクリック
- 「水平ProRealTrendライン」「斜めProRealTrendライン」両方、または片方にチェック
これらの設定をすると「ProRealTrendラインの検索」が使用できます。
- 「ProRealTrendラインの検索」のチェックボックスをクリック
「支持線大、抵抗線大、全支持線、全抵抗線」を選択 - 期限「5分、15分、1時間足、日足、週足、月足」を選択
- 基準「チャネル抵抗線に接近、トライアングル抵抗線に接近、水平抵抗線に接近、チャネル抵抗線を突破、トライアングル抵抗線を突破、水平抵抗線を突破」を選択
- データ密度「高、中、低」を選択
アラート設定状況
チャートで自分で指定したレートに到達したとき、インディケーターに到達したときにアラートでお知らせする機能です。
- チャート上部の「鈴」アイコンをクリック
- チャート上の任意の部分をクリック
- 「プライス、インディケーター、日時」を選択(上図では例としてアリゲーターの各移動平均線が表示)
- 「>(より小さい)、≧(以下)、≦(以上)、<(より大きい)、全交差点、下にクロス、上にクロス」を選択
- 「数値、プライス、インディケーター」を選択
- 「現在の期間、前回取引期間、期間前」を選択
- トリガー「リアルタイム、現在のバーの終値」を選択
- メッセージ/サウンド「買いの入力、売りの入力、利食い清算、損切り清算、標準」
「スパナマーク」をクリックするとオプション設定へ(後述) - コメントがあれば記入(アラート到達時のメッセージ)
- 通知を受け取る(記入したメールアドレスにアラート通知を送る)
- アラート作成のマークをクリックしてアラート設定
アラート設定のオプション設定は必要であれば設定します。
「チャートアラート」「その他のアラート」「ティック毎リストのアラート」に必要があればチェックを入れたり、外します。
カーソル設定内容
「カーソル設定内容」をクリックするとチャートのカーソル位置の四本値などを表示してくれます。
「スパナマーク」をクリックすると追加する内容などのオプション画面が表示されます。
必要な部分にチェックを任意で入れてください。
取引項目
取引の項目は保有ポジションの一覧や過去の取引履歴、パフォーマンス詳細、注文リストが見られます。
※ProOrderは今回省略します。
ポジション一覧
ポジション一覧は現在保有しているポジションのPIps数や金額が表示されます。
チャート上にポジションが表示され、決済もできるので、個人的にはあまり使っていません。
複数の通貨ペア、分割売買している人は一覧表示されるので使うことが多いと思います。
この一覧からチャート表示や決済ができます。
取引レポート
概要タブ
上部の白枠の表示期間から表示したい期間を選択します。
「今日、Last busiess day(金曜日)、今週、Last week(先週)、今月、Last month(先月)、
This quarter(当四半期)、Last quarter(第4四半期)、今年、すべて、選択」
「総利益」「利益を出した割合」「損益率」「平均利益、ベスト/ワースト取引利益、平均利益額、平均損失額」
「1日の平均執行」「日毎のパフォーマンス」が確認できます。
その他タブ
清算取引の統計:取引数(売買別)/利益を獲得した取引の割合、平均利益/損失額、最大連続利益/損失回数、
1日あたり/1ヶ月あたりの平均(注文)執行数、評価益/評価発生(おそらく損失のこと)ポジション平均時間など
注文リスト:過去に注文したリスト
清算済みポジション一覧:清算した注文リスト
注文リスト
過去に注文した一覧リストです。
取引レポートは1日の最後、週末、月末ごとに見返して、相場のトレンドにあった取引が多いのか、
そうでないか、トレード回数などを確認していくとトレード技術が上がります。
グラフ化しているのを視覚的に取り入れることでトレードに対する意識が変わってくるので
IG証券で取引しているならば、この機能を使うことをおすすめします。
次回は描画ツールの解説をしていきます。
IG証券 ProRealTimeチャート取扱説明書一覧
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