最近はメイン口座をデューカスコピー・ジャパンに移したこともあり、
今まで以上に提供しているJForex3の使い方やインディケーターの便利な方法を
相場の待ち時間に模索しています。
他社にないような機能がJForex3で出来ないだろうかと考え、
10年くらい前に流行ったVTチャート/CTチャートのような日足や週足などの高値や安値を
自動表示させてくれるものはないかと探していました。
自分では見つけられなかったため、デューカスコピー・ジャパンに問い合わせたところ
日足や週足、それ以外の時間枠の高値や安値ラインを引くものがあると
教えていただいたので、今回はその方法を紹介していきます。
「MAX」インディケーターの使い方
JForex3で日足や週足などの高値や安値ラインを引くために
「MAX」というインディケーターを使います。
日足の高値ラインの表示
チャート画面上部にある[fx]をクリックし、[インディケーターを追加]をクリック。
②[MAX- Highest value over a specific period]を選択
③[price]を[High price]に選択
④[Time period]を[1]にする
⑤表示しているチャートの時間枠で表示させたい場合は、[追加]をクリックして終了
今回は日足の高値ラインを引きたいので、[アドバンスド]タブをクリックします。
②[カスタム期間以下の期間の表示時点]を[Each candle]に選択
③[追加]をクリックして表示
以上で日足の高値ラインが表示出来ます。
日足安値ラインの表示
同様にして、次は日足の安値ラインを表示させてみます。
②[Time period]を[1]に選択
JForex3は前回の設定を自動記憶するため、先ほどの日足の設定をしていれば
これで日足の安値ラインを表示させることが出来ます。
※もし他の時間枠で設定していた場合は1つ目の作業で修正していきます。
日足半値ラインを表示
JForex3では高値安値ラインの他にもClose price、Open price、Median price(HL/2)、
Typicial price(HLC/3)、Weighted close price(HLCC/4)などが引けます。
※順に終値ライン、始値ライン、中値ライン、ティピカルライン(翌日のピボットポイントになる)、終値加重ライン
今回は日足の高値と安値の中間であるMedian price(半値ライン)を表示させていきます。
②[Time period]を[1]に選択
アドバンスドタブで日足の設定をしていれば、日足の半値ラインを表示させることが出来ます。
各ラインは[出力]タブから色や線のタイプ、太さなどで区別させることが出来ます。
今回は中値ラインを区別するために青太ラインに設定しました。
上図が15分足に日足の高値/安値/半値ラインを色分けして表示させたものです。
どの時間枠でも一本のローソク足(プライスバー)の半値はこの図を見てもわかるように、
とても重要な意味を持っているため日足や週足の半値ラインは特に意識しておくと良いでしょう。
週足の高値ライン/安値ライン/半値ラインを表示
週足の高値/安値/半値ラインなどを引く場合は、[アドバンスド]タブを以下の設定にします。
②[カスタム期間以下の期間の表示時点]を[Each candle]に選択
③[追加]をクリックして表示
週足の高値/安値ラインは赤太ライン、半値ラインは緑太ラインにしました。
これらの作業を月足でも繰り返していくと、相場の動きがどのようになっているのか、
半値ラインを元にした重心がどのように変化していくのかを観察していくと
何か見えるものがあるかもしれません。
トレードに使うチャートとは別枠で上図のようなシンプルなものを作っておくと
ごちゃごちゃしなくて良いので、1枚くらいは用意しておくのがおすすめです。
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