#WolfeWave #ウルフウェーブ は
— Pelican FX (@FxPelican) March 6, 2020
利食いターゲットを認識しやすいチャートパターンです。
今度の記事のテーマは「ウルフウェーブ」
解説用のチャートを調べたら、#GBPUSD #1時間足 が
ダブルウルフウェーブで、ウルフルズになっていた。
見分けやすい方法も書くので、明日の更新をお楽しみに! pic.twitter.com/H56TzYFKXQ
#WolfeWave #ウルフウェーブ は
利食いターゲットを認識しやすいチャートパターンです。今度の記事のテーマは「ウルフウェーブ」
解説用のチャートを調べたら、#GBPUSD #1時間足 が
ダブルウルフウェーブで、ウルフルズになっていた。見分けやすい方法も書くので、明日の更新をお楽しみに!
と昨日Twitterで呟きました。
Wolfe Wave(ウルフウェーブ)をしっかりと理解し、
判断力を鍛えれば、かなりの武器になるので理解を深めて
シンプルな方法で使いこなせるように解説していきます。
THE Wolfe Wave(ウルフ/ウォルフ ウェーブ)とは
Bill Wolfe(ビル・ウルフ)が提唱したチャートパターンです。
「私、Bill Wolfe(ビル・ウルフ)は、Wolfe Wave(ウルフ・ウェーブ)という市場での取引や売買の方法論について教えています。私の名前から名づけたWolfe Waveは、市場の動きは海の動きと変わりないという私の信念に基づくものです。両方とも同じ物理の法則に従っています。一度このことを理解すると、すべての市場での上下変動は、驚くほど正確に予測できます。」
ウルフ氏のHPに書いているものを引用しました。
今も同じようなことが引き続き言われていることから、真理を付いています。
では実際にWolfe Wave(ウルフ・ウェーブ)とはどういったチャートパターンなのでしょうか。
基本的な図を書いたのでご覧ください。
1~5の頂点をつけるように動き、1-4のラインの延長線上が利益ターゲットである
EPA(推定到達点)となります。
EPAに到達するまでの時間を、1-3のラインと2-4のラインの延長線上で導き
これをETA(推定到達時刻)と呼びます。
しかし実際にこのような形になることはほとんどないため
以下の図のような動きでもWolfe Waveと呼びます。
ETAの交点がありませんが、条件を満たしさえいればEPAは導けます。
また、1-4のラインの延長線上は、そのあとの価格変化に影響をもたらすことが多いです。
1-4ラインで止まり反発してくれば、元のトレンドに戻りますが
そうではなく、1-4の延長ラインをレジスタンスとして機能すると
トレンド転換となって大きな変動が起きてきやすくなります。
ここまで理解できれば、あとは細かい「7つのルール」を守るだけです。
Wolfe Waveの「7つのルール」
<ルール1>2が頂点になる
1の谷(ボトム)から上昇し、山(トップ)を作る。これが2となる。
<ルール2>3は最初のボトムである
3は2から下落してきたときの最初のボトム(底)である。
しかしこれでは Wolfe Waveにはならないので、次のルールが追加されます。
<ルール3>1は2の前のボトムであり、3に超えられる
1のボトムより3のボトムの方が下であること。
安値を切り下げていると言った方が簡単です。
<ルール4>4は3の後の頂点である
ごく当たり前のことを言っていますが、4のポイントは重要です。
<ルール5>5は4の後のボトムであり、1-3のラインを超えることが望ましい
5のポイントがエントリーポイントになりますが、
実際のトレードで5をエントリーポイントにするとなると大変です。
他にもフィルターをつけながら5のエントリーポイントを探ることが必要です。
(サポートラインやレジスタンスライン、Volume Profileのゾーンなど)
<ルール6>EPAは1-4のトレンドラインの延長線上
2-4のラインを価格が超えて、1-4のラインの延長上に交わる点をEPAとします。
<ルール7>ETAは1-3ラインと2-4ラインの交点
目安にならないことの方が多いですが、
1-3ラインと2-4ラインの交点をETAと呼び、EPAに到達する推定時刻を割り出します。
以上がWolfe Waveの7つのルールです。
The Wolfe Wave実践(下落→上昇)
GBPUSD(ポンドドル)のチャートでWolfe Waveを実際に見つけてみましょう。
Wolfe Waveの5つのポイントはこのようになります。
きちんと見つけられましたか?
2は1から上昇してきた最初の頂点。
1より下に3の頂点がある。
4は3から上昇してきた頂点。
5は1-3のラインを抜けていることが望ましい。
トレンドラインを引くとこのような感じです。
これで1-4のラインを引けばWolfe Waveです。
引いた図がこちらです。
しっかりとEPAが到達しています。
The Wolfe Wave実践(上昇→下落)
もう1つ次は上昇から下落のWolfe Waveパターンも見ておきましょう。
上昇から下落のパターンも同じように考えます。
2は1から下落した頂点。
1より高い所に3の頂点がある。
4は3から下落した頂点。
5は1−3のラインを超えていることが望ましい。
全ての条件を満たしています。
1−3にトレンドライン、2−4にトレンドラインを引きます。
1−4のラインの延長線上にEPAが届きました。
最初の方に書きましたが、1−4のラインの延長線を抜けてきたら
レジスタンスラインになるかを注意して見ることをおすすめします。
レジスタンスラインになれば上昇から下落なら下降トレンドが進む状況。
下落から上昇なら上昇トレンドが進む状況に変化します。
The Wolfe WaveをGMMAを使って簡単に見分ける
では次にThe Wolfe Waveを簡単に見分ける方法についてです。
The Wolfe Waveは上昇から下落、下落から上昇を特定のルールから見ていくチャートパターンです。
さらに1−4のラインの延長線上が元のトレンドを維持するのか、
トレンド転換して逆のトレンドが発生していくかを見分けられる
優れたチャートパターンです。
この説明を見て、何か思い浮かびませんでしょうか?
これはつまり、上昇と下落の終わりを見極めているということ。
つまり上昇や下落が続いていることさえ確認できればThe Wolfe Waveが
発生するかもしれないと予測できるはずです。
上昇や下落が続くかを判断する最適なツールといえばGMMAです。
GMMAを使ったライントレード/ビル・ウィリアムズ手法を組み合わせたトレード方法
実際にGMMAを表示させ、先ほどの2つの実践例の場所を見ていきます。
説明しなくてもわかるかもしれませんが、念のために解説します。
GMMAで上昇(下降)トレンドになっている条件を満たしたら、
高値を切り上げている(安値を切り下げている)ところが1と3の頂点。
3から下落している頂点が4。
1−3を結んだラインを超えているのが望ましい5。
1−4のラインの延長線上がEPAの候補。
GMMAのトレンド条件を理解してしまえば、簡単に見ることができます。
ですが、簡単と言っても上位足も見ないと、見逃してしまうこともあり、
今の時間足で見つからなければ下位足を見ることは必ずします。
まとめ
GMMAを使ったThe Wolfe Waveの判断方法は、
誰も提唱していないオリジナルの方法です。
つまり言い換えれば1つの流れが終わる時にはThe Wolfe Waveが発生し、
発生したら1−4の延長線上のラインがサポート/レジスタンスラインになるかの
違いだけで流れが変化するのかを見分けることが出来るということ。
(上位足の状況でも変わるので例外がある)
ぜひGMMAを使ったThe Wolfe Waveのチャートパターンを理解し実践に役立ててください。
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