【利食い千人力】
この言葉が象徴するように、投資において利益を確定させるための利食いは最重要事項です。
利食いを的確なタイミングと価格で行うことで資産は増えていきます。
しかし、どこで利食いをすれば良いか分からない。
利食いをした後にも大きく動いてしまい、利益を取りこぼす。
その後、新規ポジションを立てて追いかけたら損失になってしまった。
など、トレーダーなら誰しも経験したことがあるものです。
そこで、今回は利食いをできるだけ良いタイミングと価格で行うための
値幅を求める方法をチャネルラインを使っていく方法を解説します。
値幅とは?
値幅とは、あるタイミングで伸びた値動きの大きさと同じ程度、
または等倍に推移していくための基準となるものです。
「基準となる値幅」、「利益を確定するための値幅」の2つがあります。
値幅 基本編
- 基準となる値幅
大きく動いた最初の値幅のことを指します。
エリオット波動では1波、3波が該当します。 - 利益を確定するための値幅
一度深く戻してから基準となる値幅の同じ長さを出していくN波動。
あまり戻さない、もしくは基準となる値幅の高値または安値まで戻してから動き
その高値や安値から基準となる値幅と同じ長さを出していくE波動。
図にするとわかりやすいですが、実際の相場では見分けがつかないケースも稀にあるため
ご自身でチャートをひたすら見続けて判断していくことになります。
実際のチャートは複雑な動きをしてから上記のような動きを見せることがよくあるため
これが投資は難しいと言われる1つの理由です。
これらが一般的な値幅の求め方になります。
値幅 応用編
応用編では山や谷を作った動きをベースにして考えていきます。
この時山や谷の始点を抜けている、いないかは関係ありません。
状況によって流れ(75EMA)によって変わってくるためです。
- 赤の動きに対しての値幅をそのまま返す値幅
- 上下どちらかに抜けて、等倍分動く値幅
- 上下に抜けずに、同じ値幅で推移する値幅
この3パターンがあります。
応用編のポイントは、山や谷を作るタイミングまで待つことで
次の動きを的確に捉えようとすることができる点です。
例えば、山や谷を作った後の動きで戻りが鈍ければ逆方向に動いていくことが予測できますし
戻りが早い、または値幅が大きく伸びているときは同じチャネルライン内を推移するか
等倍分を動いていく可能性を考えることができます。
チャート実例
最後にチャート実例を載せて終わります。
実例を見ていただいたことでわかると思いますが、かなり多くのパターンがあります。
上記のチャートの中にも山や谷を取る場所を変えると、
値幅がピッタリ一致するものがいくつかあります。
色々な通貨ペアや銘柄、チャート、時間軸を変えて練習し、コツを掴んでください。
もしわかりづらいことがありましたら、
Xの投稿を参考にしたり、
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