海外FX会社の取引口座の通貨はJPY派(JPY口座)?USD派(USD口座)?アンケート結果も公開!

海外FX会社の取引口座の通貨はJPY派(JPY口座)?USD派(USD口座)?アンケート結果も公開! 海外FX

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それでは本編へどうぞ!


海外FX会社はグローバルに展開している会社は、複数の取引口座の通貨を用意しています。
事業展開する国の通貨に合わせて、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、ポンド(GBP)、
中国元(CNY)、香港ドル(HKD)、シンガポールドル(SGD)、台湾ドル(TWD)など
さまざまです。

やはり日本人がトレードするときは日本円の方がわかりやすいため日本円のJPY口座が便利です。
しかしUSD口座などの外貨口座にも利点があり、ドルストレートを中心に取引するならUSD口座、
ユーロクロスを中心に取引するならEUR口座の方が便利です。

今回はそれぞれのメリット、デメリットを解説していきます。

Xアンケート結果

予想通り、「JPY口座がある方が良い」というアンケート結果になりました。
日本人には馴染みのあるJPY口座があると便利なことがわかりました。
この結果を踏まえて、JPY口座について深めていきます。

アンケートに答えていただいた皆様、ありがとうございました!

日本人にはJPY口座の方がわかりやすい

日本に住んでいる人たちからすると、日本円で日常生活を送っていることの方が圧倒的に多いため
日本円で入金でき、損益計算表示がわかりやすい日本円のJPY口座の方がわかりやすいです。

しかし、わかりやすいだけで終わらしてしまうのは、少しもったいない気がします。

せっかく海外FX口座を使うならば、もっと為替がどう影響するかを考えてみましょう。

JPY口座を使うことのメリット

ドル円やユーロ円、ポンド円、豪ドル円、カナダドル円などのクロス円をメインにトレードする人は
JPY口座を選んだ方が取引ロットや損益計算がしやすいというメリットがあります。

なぜなら円を絡めた通貨の場合は、その円で直接外貨を売買できるため
他の通貨を両替して計算してから売買するという手順を省けます。

※クロス円を売買する際、例えばEURJPYを売買する時は
FX会社側がドル円とユーロドルを組み合わせてユーロ円のレートを表示しています。
計算式:EURUSD × USDJPY = EURJPY

つまりドル円のレートとユーロドルのレートが分かっていれば
ユーロ円(EURJPY)を売買したときにその差益×取引量で損益計算が円でできます。

補足
通貨ペア基軸通貨決済通貨

EURJPYの場合、EURを基軸通貨(売買対象の通貨)、JPYを決済通貨(決済で損益が決まる通貨)となります。

(売レート-買レート)×取引数量×円換算レート=取引損益

(例1)ユーロ円(EURJPY) 10,000通貨(0.1Lot)165.60で買い、165.80で売り決済した場合

(165.80-165.60)× 10,000通貨 = 0.20×10,000通貨 = 2,000円

(例2)ユーロ円(EURJPY) 10,000通貨(0.1Lot)165.60で売り、165.80で買い決済した場合

(165.60-165.80)× 10,000通貨 = -0.20×10,000通貨 = -2,000円

この2つの例のように日本円のJPY口座であればユーロ円ないし円が決済通貨の場合は
簡単に計算をすることができます。

USD口座を使うことのメリット

USD口座を使うことのメリットはドルストレートをメインに売買する方達です。
自国通貨がUSDの場合は決済通貨がドルのためドル口座のほうが分かりやすいです。

(例3)ユーロドル(EURUSD) 10,000通貨(0.1Lot)1.08600で買い、1.08800で売り決済した場合

(1.08800-1.08600)× 10,000通貨 = 0.002×10,000通貨=20ドル

(例4)ユーロドル(EURUSD) 10,000通貨(0.1Lot)1.08600で売り、1.08800で買い決済した場合

(1.08600-1.08800)× 10,000通貨 = -0.002×10,000通貨=-20ドル

USD口座でもJPY口座と同じように計算します。

ここまでは比較的簡単なので、すぐに理解できたと思います。
次は為替らしいことを考えていきます。

JPY口座で円以外の通貨ペアを売買するとき

JPY口座でドルストレートなど、円以外の決済通貨の場合は
その通貨ペアの決済通貨部分をクロス円で計算しなおします。

(例5)ユーロドル(EURUSD) 10,000通貨(0.1Lot)USDJPYレート 160.00
1.08600で買い、1.08800で売り決済した場合

(1.08800-1.08600)× 10,000通貨 × 160.00 = 0.002×10,000通貨×160.00 =3,200円

(例6)ユーロドル(EURUSD) 10,000通貨(0.1Lot)USDJPYレート 160.00
1.08600で売り、1.08800で買い決済した場合

(1.08600-1.08800)× 10,000通貨 × 160.00 = -0.002×10,000通貨×160.00= -3,200円

2つの例のような計算式と損益計算になりますが、これらはあくまで価格差による差益分です。

このブログはFXブログなので、為替らしい考え方で次から考えていきましょう。

売買時の為替変動を加味した実質的な損益

上記の例5で考えてみます。

(例7)ユーロドル(EURUSD)10,000通貨(0.1Lot)
USDJPYレート 160.00、1.08600で買いエントリー、
USDJPYレート 160.50、1.08800で売り決済した場合

買いエントリー:1.08600 × 10,000通貨 × 160.00
売り決済:1.08800 × 10,000通貨 × 160.50

ユーロドルの為替差益で20pips、ドル円の為替差益で50銭
10,000通貨なので実質的にはドル円の為替差益5,000円を含めた
8,200円が実質的な利益と言えます。

では次の場合はどうでしょうか。

(例8)ユーロドル(EURUSD)10,000通貨(0.1Lot)
USDJPYレート 160.00、1.08600で買いエントリー、
USDJPYレート 159.90、1.08800で売り決済した場合

買いエントリー:1.08600 × 10,000通貨 × 160.00
売り決済:1.08800 × 10,000通貨 × 159.90

ユーロドルの為替差益で20pips、ドル円の為替差益で-10銭
10,000通貨なので実質的にはドル円の為替差益-1,000円を含めた
2,200円が実質的な利益と言えます。

この実質的な損益は実際の損益に影響は全くありませんが
このような考え方もできるということを知っておいてください。

USD口座などの外貨口座では出金時に損することも?

JPY口座がなく、USD口座などの外貨口座しかない場合、
入金時のレートと出金時のレートで損することがありますし、逆に得することもあります。

例えば、USDJPYレート 160.00のときに1000ドル入金したとします。
円では160,000円の入金が必要になります。

数回のトレードを取引するも収支トントンで1000ドルのままで出金したい場合
出金時USDJPYレート 162.00であった場合、162,000円として手元に戻ってきました。
為替の変動で2,000円のプラスになりました。※出金時の手数料は除く

次に出金時USDJPYレート 159.50であった場合、159,500円として戻ってきました。
為替の変動で500円のマイナスになってしまいました。※出金時の手数料は除く
出金時の手数料を加味すると出金しないほうがよいです。

「JPY口座」と「USD口座などの外貨口座」を使い分ける

外貨預金と同じ考え方ですが、外貨預金よりかは手数料という面でFXはメリットがあります。

入金時のレートと日本円の入金金額をメモしておき、
トレードしながらどのタイミングで出金すると一番手元に残るかを考える必要が
USD口座などの外貨口座ではあります。

そのため、円高傾向で口座を使うタイミングが来たら、日本円で入金するJPY口座が得になり
円安傾向ならばUSD口座などの外貨口座のほうが得になります。
※トレードを年間通して継続していく場合を除く

「JPY口座」、「USD口座などの外貨口座」の良さを生かして口座を切り替え
トレードによる収益以外にも資金を守り、増やしていく方法があることを覚えておいてください。

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