- この記事でわかること
- 結論:RAW ECNは「取引量が多く、米ドルストレート中心」の人の口座
- RAW ECN口座の基本情報(公式仕様)
- RAW ECNの仕組み:なぜスプレッドが狭いのか
- 手数料をpips換算する:通貨ペア別の計算
- 損益分岐:RAW ECNが有利になる平均スプレッド
- 月間ロット数別のコスト試算
- スキャルピングで差が出る:必要勝率の違い
- ECN口座で気をつけたい5つのポイント
- RAW ECN口座のメリット
- RAW ECN口座のデメリット
- 向いている人・向いていない人
- ケーススタディ:3人のトレーダーはどう選ぶか
- RAW ECNの損益管理:記録すべき4つの数字
- 実際の使い方:RAW ECN口座を検証する5ステップ
- よくある質問(FAQ)
- Q1. RAW ECN口座のスプレッドは?
- Q2. 手数料はいくらですか?
- Q3. 手数料のpips換算はどう計算しますか?
- Q4. 最低入金額は?
- Q5. 最大レバレッジは?
- Q6. スタンダードSTPとどちらがお得ですか?
- Q7. スキャルピングはできますか?
- Q8. EAは使えますか?
- Q9. DOM(板情報)は使えますか?
- Q10. 取引ボーナスはありますか?
- Q11. PRO ECNとの違いは?
- Q12. スワップフリー版のRAW ECNはありますか?
- Q13. セントのECN口座もありますか?
- Q14. 口座通貨に日本円は選べますか?
- Q15. 手数料は取引履歴で確認できますか?
- Q16. 初心者でも使えますか?
- まとめ
この記事でわかること
- RAW ECN口座の公式仕様(スプレッド、手数料、最低入金額、レバレッジ、プラットフォーム)
- 往復6ドルの手数料を、EUR/USD・USD/JPY・USD/CADなど通貨ペア別にpips換算する方法
- スタンダードSTPと比べて、平均スプレッドがいくつ未満ならRAW ECNが有利かの損益分岐表
- 月間ロット数別のコスト試算と、スキャルピングで必要になる勝率の違い
- ECN口座特有の注意点(スプレッドの変動、約定、手数料の計上)
- 向いている人・向いていない人、検証手順、よくある質問16項目
本記事は2026年10月時点で確認できたVT Markets公式サイト(日本語・ASIA版)のRAW ECN口座ページ、
口座タイプに関する公式FAQを基にしています。
為替レートやスプレッドを使った計算は、特に断りがない限り仮定値による計算例であり、実際の取引条件を保証するものではありません。
結論:RAW ECNは「取引量が多く、米ドルストレート中心」の人の口座
先に結論です。
- RAW ECN口座は、スプレッド0.0pips〜+往復手数料6ドル/ロットという分離型の料金体系です。
- 手数料はEUR/USDなら約0.6pips、USD/JPYなら約0.9pipsに相当します(1ドル=150円と仮定)。
- したがって、EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなどの米ドルストレートで、取引量が多い人ほど、
スタンダードSTPよりコストが下がりやすくなります。 - 一方、円クロス中心の人は、手数料の円換算が重く、優位性が小さくなる可能性があります。
- さらに低い手数料を求める高頻度トレーダー向けに、公式サイトはPRO ECN口座を案内しています。
つまり、RAW ECNは「スプレッドが狭いから得」ではなく、手数料込みの総コストを計算して初めて得か損かが決まる口座です。
この記事では、その計算を通貨ペアごとに示します。
RAW ECN口座の基本情報(公式仕様)
公式のRAW ECN口座ページ(日本語)に掲載されている仕様です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 執行タイプ | ECN |
| スプレッド | 0.0pipsから |
| 手数料 | 6ドル(1ラウンドあたり) |
| 口座通貨 | AUD、USD、HKD、GBP、EUR、CAD |
| プラットフォーム | MT4、MT5(TradingViewにも言及あり) |
| 最低入金額 | 100ドル |
| 最大レバレッジ | 最大500:1(アセットクラス・地域により異なる) |
| 取引ボーナス | 利用可能(現在の条件は要確認) |
| 最小取引サイズ | 0.01ロット |
| 取扱商品 | 外国為替、指数、商品など |
公式ページでは、RAW ECN口座について「仲介を介さず、手数料ベースでインターバンク市場に直接アクセスできる」
「Tier 1流動性プロバイダーの機関グレードのスプレッドにアクセス」「最大100GB/秒のネットワーク帯域幅」と説明されています。
RAW ECNの仕組み:なぜスプレッドが狭いのか
スタンダードSTPとの収益構造の違い
| 項目 | スタンダードSTP | RAW ECN |
|---|---|---|
| スプレッド | 流動性プロバイダーの価格に上乗せ(マークアップ)あり | 上乗せなし(公式FAQの説明) |
| 手数料 | 無料 | 往復6ドル/ロット |
| ブローカーの収益源 | スプレッドの上乗せ | 取引手数料 |
公式FAQでは、Raw ECN口座は「スプレッドの上乗せなしで、透明性の高い価格提供」を行うと説明されています。
つまり、コストの内訳が「スプレッド」と「手数料」に分かれて見えるのが特徴です。
市場の深さ(DOM)が見られる
公式FAQには、Raw ECN口座ではDOM(Depth of Market:板情報)機能を使えると記載があります。
DOMは、複数の価格水準でのBid・Askを示す機能で、流動性の厚みを把握するのに役立ちます。
ただし、FX(OTC市場)の板情報は、ブローカーが接続する流動性プロバイダーの範囲での表示であり、
市場全体の注文を表すものではない点には注意が必要です。
手数料の「往復」とは
公式の表記は「1ラウンドあたり6ドル」です。ラウンドとは、新規注文から決済までの一往復を指します。
計上のタイミング(新規時に片道、決済時に片道なのか、決済時にまとめてなのか)は、
MT4/MT5の取引履歴で手数料(Commission)列を確認して把握してください。
手数料をpips換算する:通貨ペア別の計算
換算の考え方
手数料6ドルを、1ロットあたりの1pipの価値(ドル換算)で割るとpips換算になります。
手数料のpips換算 = 手数料(ドル)÷ 1ロットあたり1pipの価値(ドル)
通貨ペア別のpips換算(仮定レート)
| 通貨ペア | 仮定レート | 1ロットの1pip価値 | 手数料6ドルのpips換算 |
|---|---|---|---|
| EUR/USD | 1.1000 | 10ドル | 約0.60pips |
| GBP/USD | 1.3000 | 10ドル | 約0.60pips |
| AUD/USD | 0.6500 | 10ドル | 約0.60pips |
| USD/CAD | 1.3700 | 約7.3ドル(10カナダドル) | 約0.82pips |
| USD/CHF | 0.8000 | 約12.5ドル(10スイスフラン) | 約0.48pips |
| USD/JPY | 150円 | 約6.67ドル(1,000円) | 約0.90pips |
| EUR/JPY | USD/JPY=150円 | 約6.67ドル(1,000円) | 約0.90pips |
読み取れること
- 米ドルが決済通貨(クォート通貨)のペアは、約0.6pipsと分かりやすい。
- 円クロスは約0.9pipsで、RAW ECNの手数料負担が最も重く見える。
- USD/CHFは約0.48pipsで、相対的に手数料負担が軽い。
- 円安が進むほど(ドル円が高くなるほど)、1pipのドル価値が小さくなるため、円クロスのpips換算手数料はさらに大きくなる。
ゴールド(XAUUSD)の場合
ゴールドは、1ロットが100オンスで設定される場合が一般的です(商品仕様は公式の取引条件ページで確認してください)。
この前提では、往復手数料6ドルは1オンスあたり0.06ドル(6セント)に相当します。
ゴールドの価格は1日で数十ドル動くことがあるため、手数料の比率は為替より小さく感じられるでしょう。
損益分岐:RAW ECNが有利になる平均スプレッド
計算式
RAW ECNが有利になる条件:RAW ECNの平均スプレッド + 手数料のpips換算 < スタンダードSTPのスプレッド
スタンダードSTPのスプレッドを、仕様表の1.2pipsとFAQの1.4pipsの両方で計算します。
| 通貨ペア | 手数料換算 | STP 1.2pipsに勝つ条件(RAWの平均スプレッドが) | STP 1.4pipsに勝つ条件 |
|---|---|---|---|
| EUR/USD | 0.60pips | 0.60pips未満 | 0.80pips未満 |
| GBP/USD | 0.60pips | 0.60pips未満 | 0.80pips未満 |
| AUD/USD | 0.60pips | 0.60pips未満 | 0.80pips未満 |
| USD/CAD | 0.82pips | 約0.38pips未満 | 約0.58pips未満 |
| USD/CHF | 0.48pips | 約0.72pips未満 | 約0.92pips未満 |
| USD/JPY | 0.90pips | 0.30pips未満 | 0.50pips未満 |
| EUR/JPY | 0.90pips | 0.30pips未満 | 0.50pips未満 |
使い方:デモ口座(または少額の実口座)で、自分が取引する時間帯のRAW ECNの平均スプレッドを測り、この表のしきい値と比べてください。
たとえば、USD/JPYのRAW ECNの平均スプレッドが0.4pipsなら、スタンダードSTP(1.2pips)のほうがコストは低くなります。
月間ロット数別のコスト試算
EUR/USD(仮定:RAW ECN平均スプレッド0.2pips)
| 月間ロット数 | スタンダードSTP(1.2pips) | RAW ECN(0.2+0.6=0.8pips) | PRO ECN(0.2+0.3=0.5pips・手数料往復3ドル仮定) |
|---|---|---|---|
| 10ロット | 約120ドル | 約80ドル | 約50ドル |
| 50ロット | 約600ドル | 約400ドル | 約250ドル |
| 100ロット | 約1,200ドル | 約800ドル | 約500ドル |
| 300ロット | 約3,600ドル | 約2,400ドル | 約1,500ドル |
PRO ECNは、月間の想定元本取引量50万米ドル以上が目安とされています(審査・規約に基づく)。
EUR/USD=1.1000なら約4.5ロット分です。詳細は別記事「PRO ECN・セント口座・スワップフリー口座」で解説します。
USD/JPY(仮定:RAW ECN平均スプレッド0.3pips、1ドル=150円)
| 月間ロット数 | スタンダードSTP(1.2pips) | RAW ECN(0.3+0.9=1.2pips) |
|---|---|---|
| 50ロット | 約6万円 | 約6万円 |
| 100ロット | 約12万円 | 約12万円 |
この仮定では、両者はほぼ同じになります。円クロスでRAW ECNを選ぶ理由が薄い例です。
ただし、実際のRAW ECNの平均スプレッドは時間帯・相場によって変わるため、実測で確認する必要があります。
スキャルピングで差が出る:必要勝率の違い
コストの差は、短期売買では「必要な勝率」の差になって表れます。
前提
- 利確・損切りともに5pips(リスクリワード1:1)
- 1回の取引コスト=c pips
- 勝てば(5-c)pipsの利益、負ければ(5+c)pipsの損失
損益がゼロになる勝率 = (5+c)÷ 10
| 条件 | コストc | 損益分岐の勝率 | 利幅に占めるコスト比率 |
|---|---|---|---|
| スタンダードSTP(1.2pips) | 1.2pips | 62% | 24% |
| RAW ECN・EUR/USD(0.2+0.6) | 0.8pips | 58% | 16% |
| PRO ECN・EUR/USD(0.2+0.3、仮定) | 0.5pips | 55% | 10% |
| RAW ECN・USD/JPY(0.3+0.9) | 1.2pips | 62% | 24% |
ここが重要:5pips狙いのスキャルピングでは、スタンダードSTPの場合、勝率62%を超えないと損益分岐に届きません。
RAW ECNのEUR/USDなら58%です。この4ポイントの差は、手法の優位性を左右します。
逆に言えば、円クロスでのRAW ECNは、スタンダードSTPと必要勝率が同じになるため、RAW ECNにする意味が小さくなります。
ECN口座で気をつけたい5つのポイント
1. スプレッドは0.0pipsに張り付いているわけではない
「0.0pipsから」は最小値であり、平均値ではありません。
経済指標の前後、早朝のロールオーバー、週明けの窓開け時には、スプレッドが大きく広がることがあります。
必ず平均スプレッドと最大スプレッドの両方を記録してください。
2. 手数料は取引ごとに積み上がる
1回あたり6ドルでも、取引回数が増えれば総額は大きくなります。
月間の手数料の合計を、毎月の損益表に独立した項目として記録すると、コスト意識が高まります。
3. 小さいロットでは手数料の割合が高く感じる
0.01ロットなら、往復手数料は0.06ドルです。
金額は小さくても、pips換算の比率は同じ(EUR/USDで約0.6pips)です。
少額のテスト取引でも、コストの割合は変わらない点を理解してください。
4. 口座通貨ごとの手数料額を確認する
公式の表記は「6ドル」ですが、口座通貨がEUR、GBP、CADなどの場合の手数料額は、画面や取引条件ページで確認が必要です。
PRO ECNの手数料が通貨ごとに異なるように(紹介ページではUSD・EURは往復3ドル、GBPは往復2ドル、CADは往復4ドル)、
口座通貨によって金額が変わる可能性があります。
5. 約定拒否・スリッページはECNでも起こり得る
公式FAQでは、直接市場にアクセスするためスリッページを抑えやすいと説明されていますが、
スリッページがゼロになるわけではありません。
成行注文の約定価格のずれは、有利な方向・不利な方向の両方で記録してください。
RAW ECN口座のメリット
- スプレッド0.0pips〜で、コストの内訳が見える:スプレッドと手数料が分離しているため、戦略ごとの期待値を計算しやすい。
- 取引量が多いほどコストが下がりやすい:EUR/USDなら、月10ロットでも約40ドル、月100ロットなら約400ドルの差(STP 1.2pips比)。
- スキャルピング・ヘッジ・アルゴリズム取引に手法の制限がない:公式FAQの記載(細かな規定は契約書で確認)。
- DOM(板情報)が使える:流動性の厚みを確認しながら取引できる。
- MT4/MT5/TradingViewに対応:EAやカスタムインジケーターを使う環境が整っている。
- PRO ECNへのステップアップ経路がある:取引量が増えたら、さらに手数料が低い口座を検討できる。
RAW ECN口座のデメリット
- 円クロス中心だと優位性が小さい:手数料が米ドル建てのため、USD/JPYで約0.9pips相当になる。
- 手数料の計算が必要:スプレッドだけを見て判断すると、総コストを誤る。
- 取引量が少ないと、差が小さい:月数ロットなら、STPとの差は月数十ドルにとどまる。
- 指標時などにスプレッドが大きく広がる場合がある:平均より最大値の確認が重要。
- 公式ページ間で最低入金額の記載が異なる:100ドルと50ドルの両方の記載がある。
- 日本の金融庁登録業者ではない:国内の信託保全や投資家保護制度を前提にできない。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 月間取引量が多く(目安:EUR/USDで月20ロット以上)、総コストを抑えたい人
- EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなど米ドルストレート中心のスキャルパー・デイトレーダー
- EAを24時間稼働させる人(稼働時間帯のスプレッドを実測した上で)
- 板情報(DOM)を参考にして裁量取引をしたい人
向いていない人
- 円クロス中心で取引量が少ない人
- 手数料の計算や管理を増やしたくない人
- スプレッドが広がる時間帯に取引することが多い人(実測で確認が必要)
- 国内業者と同等の保護を最優先する人
ケーススタディ:3人のトレーダーはどう選ぶか
ここまでの計算を、具体的なトレーダー像に当てはめます(仮定値による例で、推奨ではありません)。
Aさん:EUR/USD中心のスキャルパー(月150ロット)
EUR/USDのRAW ECN平均スプレッドを実測し、0.2pipsだった場合、1ロットあたりの合計コストは約8ドルです。
スタンダードSTP(1.2pips=約12ドル)との差は1ロットあたり約4ドルで、月150ロットなら約600ドル、年間で約7,200ドルの差になります。
RAW ECNを主力にし、月間の想定元本取引量が条件を満たすなら、PRO ECNの条件も確認する価値があります。
Bさん:USD/JPYとEUR/JPYのデイトレーダー(月30ロット)
円クロスのRAW ECN平均スプレッドが0.3pipsなら、合計は約1.2pipsで、スタンダードSTPと同水準です。
月30ロットなら、差はほぼありません。手数料の管理が不要なスタンダードSTPを選ぶほうが合理的です。
Cさん:EAを複数ペアで24時間稼働させる人(月200ロット)
稼働時間帯には、スプレッドが広がる早朝も含まれます。
平均スプレッドではなく、EAがエントリーした時点のスプレッドで比較しないと、実態とずれます。
まずセント口座またはRAW ECNの少額口座でEAを動かし、約定履歴からコストを集計してから、運用規模を決めてください。
RAW ECNの損益管理:記録すべき4つの数字
コストを下げるには、まず測ることです。RAW ECNを使うなら、次の4つを月ごとに記録してください。
- 平均スプレッド:通貨ペア・時間帯別
- 手数料の合計:取引履歴の手数料列を集計
- スリッページの平均:有利・不利の方向別
- 総コストが利益に占める割合:(スプレッド+手数料+スリッページ)÷ 総利益
4番目が高い(目安:利益の3割以上)場合は、取引回数や時間帯の見直しを検討します。
コストは「見える化」して初めて改善できます。毎月の振り返りを習慣にして、ルールとして固定化しましょう。
実際の使い方:RAW ECN口座を検証する5ステップ
STEP1:デモ口座(RAW ECN)を開く
デモ口座で、普段取引する通貨ペアのスプレッドを、東京・ロンドン・NYの各時間帯で記録します。
記録テンプレート
| 日時 | 通貨ペア | 時間帯 | スプレッド(pips) | 備考 |
|---|
1週間分で、平均値と最大値を出します。
STEP2:損益分岐表と照合する
STEP1の平均スプレッドを、前掲の損益分岐表と比べます。しきい値を下回っていれば、RAW ECNが有利です。
STEP3:少額の実口座で手数料の計上を確認する
最小ロット(0.01ロット)で取引し、取引履歴の手数料(Commission)列を見ます。
公式表記の「1ラウンドあたり6ドル」と一致するか、1ロットあたりに換算して確認してください。
STEP4:スリッページと約定の記録をつける
成行注文について、発注時の表示価格と約定価格の差を20回以上記録します。
有利・不利の方向の偏りがないかを見ます。
STEP5:月間のコストを集計し、口座の使い分けを決める
1か月分のスプレッドコスト+手数料を集計します。
スタンダードSTPとの差額が月数十ドル以上なら、RAW ECNを主力にする価値があります。
円クロスはスタンダードSTP、米ドルストレートはRAW ECNというように口座を使い分ける選択肢もあります(最大20口座まで開設可能)。
よくある質問(FAQ)
Q1. RAW ECN口座のスプレッドは?
公式の仕様では0.0pipsからです。これは最小値で、平均値ではありません。
実際のスプレッドは時間帯・相場環境で変動します。
Q2. 手数料はいくらですか?
1ラウンドあたり6ドルです(1ロットの新規から決済まで)。
口座通貨ごとの手数料額は画面で確認してください。
Q3. 手数料のpips換算はどう計算しますか?
手数料(ドル)÷ 1ロットあたり1pipのドル価値です。
EUR/USDなら約0.6pips、USD/JPY(150円)なら約0.9pipsです。
Q4. 最低入金額は?
公式のRAW ECN口座ページでは100ドル、Raw ECN口座完全ガイドでは50ドルからと記載されています。
開設画面の表示を確認してください。
Q5. 最大レバレッジは?
RAW ECN口座ページでは最大500:1(アセットクラスや規制管轄区域により異なる)です。
Q6. スタンダードSTPとどちらがお得ですか?
EUR/USDなどの米ドルストレートで取引量が多いなら、RAW ECNが有利になりやすいです。
円クロス中心だと差が小さくなります。前掲の損益分岐表で確認してください。
Q7. スキャルピングはできますか?
公式FAQでは、スキャルピング、ヘッジ、アルゴリズム取引に手法の制限がないと案内されています。
細かな規定は顧客契約書で確認してください。
Q8. EAは使えますか?
MT4/MT5が利用でき、TradingViewにも対応しています。
EAの対応プラットフォームを確認してください。
Q9. DOM(板情報)は使えますか?
公式FAQには、Raw ECN口座でDOM機能が使えると記載されています。
Q10. 取引ボーナスはありますか?
仕様表では「利用可能」と記載されています。
現在のオファーは、公式サイトまたはサポートで確認してください。
Q11. PRO ECNとの違いは?
PRO ECNは、さらに手数料が低く設計された口座で、
月間の想定元本取引量50万米ドル以上が目安とされています(審査あり、降格ルールあり)。
Q12. スワップフリー版のRAW ECNはありますか?
あります。スワップ・金利手数料がなく、商品によっては管理手数料の可能性があります。
Q13. セントのECN口座もありますか?
あります。セント口座は、MT5でのみ開設できます。手数料は商品により異なると公式FAQに記載があります。
Q14. 口座通貨に日本円は選べますか?
公式のRAW ECN口座ページでは、JPY、AUD、USD、HKD、GBP、EUR、CADです。
Q15. 手数料は取引履歴で確認できますか?
MT4/MT5の取引履歴で、手数料の列を確認できます。計上のタイミングも、履歴で確認してください。
Q16. 初心者でも使えますか?
使えますが、手数料込みのコスト計算が必要です。
最初はデモ口座と、スタンダードSTPまたはセント口座での検証から始めることをおすすめします。
まとめ
VT MarketsのRAW ECN口座は、スプレッド0.0pips〜+往復手数料6ドルの分離型です。
- 手数料はEUR/USDで約0.6pips、USD/JPYで約0.9pipsに相当する
- 米ドルストレート中心で取引量が多い人には、スタンダードSTPよりコストが下がりやすい
- 円クロス中心の人は、スタンダードSTPとの差が小さい可能性がある
- 5pips狙いのスキャルピングでは、コストの差が必要勝率4ポイント分の差になる
- 最終判断は、デモ・少額の実測値を損益分岐表と照合して行う
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘や投資助言ではありません。
FX・CFD取引は元本を上回る損失が生じるリスクがあります。
口座の条件は変更されることがあるため、最終的な判断は公式サイトの最新情報をご確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。