【読むのは3分、書くのは1時間半、毎朝のルーティンは今日トレで】
今日のトレード戦略の時間です。
ここでは毎朝、前日の通貨強弱、前日の主要通貨ペア変動、投資家センチメント、
USDJPY(ドル円)、US10Y(米国債10年利回り)、US2Y(米国債2年利回り)、
ドルインデックス、前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目通貨ペアNo.1,No.2の分析と
トレード戦略をエリオット波動とチャネルラインを使って、トレーダー目線で考えています。
朝の時点での戦略なので、夕方以降は適さない可能性がありますが
基本的な考え方や分析はブログ記事やタイアップ特典のレポートに書いてあることがベースです。
現在の相場で迷ったときは参考にされてください。
今日のサマリー
・昨夜CPIの動きがどれだけ継続できるか
・USDの下落後の反発上昇もイメージしておくこと
・円金利上限を試す展開が、円買いをさらに強めるかにも警戒
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前日の要人発言
ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「今後は0.25%の利上げが適切となるだろう」
「インフレ緩和の兆し、コアは今年3.5%まで低下すると予想」
「景気後退(リセッション)を予測していない。2023年GDP成長率は1%と予想」
「今年の利上げは『あと数回』と予想している」
バイデン米大統領
「インフレが低下し、人々に休息を与えている」
「過去3カ月間のインフレ率は年率換算で1.8%」
「6カ月連続でインフレ率(前年比)が低下」
「ガスはピーク時の1.70ドルから下落」
「失業率は50年ぶりの低水準」
「労働者の手取りは増えている」
ブラード米セントルイス連銀総裁
「2022年第4四半期はトレンドを上回る成長を遂げているようだ」
「ここ数週間で世界的に見通しが改善」
「労働市場は好調」
「5%を超える水準は、FRBが確実にインフレを抑制するための最低水準」
「今日のCPIデータは我々が正しい方向に向かっていることを示した」
「インフレ率が簡単に2%に戻るという楽観的な見方が強すぎる可能性も」
バーキン米リッチモンド連銀総裁
「過去3カ月のインフレは正しい方向に進んでいる。ただ、平均値が低下した一方、中央値が高いことに注意」
「FRBはインフレ抑制に取り組んでおり、より慎重に舵を取ることは理にかなっている」
マン英MPC(金融政策委員会)委員
「さらなる利上げが必要」
「だれも高い金利を望んでいない」
前日の通貨強弱
最強通貨:JPY 最弱通貨:USD
JPYは終日強い状態となり、他通貨を圧倒するほどの強さを見せました。
USDはCPI発表後に変動が増加し、最終的に最弱通貨となってNYクローズを迎えました。
前日の主要通貨ペア変動
センチメント
参考データ:DailyFX
EURCHFのネットロングが増え、過半数を上回り上昇の勢いが徐々に低下しています。
逆にUSDCHFはネットロングを急激に増やし、下落が続く可能性を示唆しています。
US10Y(米国債10年利回り)/US2Y(米国債2年利回り)
チャート:Trading View
2年、10年利回りともに下落が続くことが考えられますが
一旦は反発上昇してくる可能性もありそうです。
10年利回りは下降チャネルライン(黒)上限を超えてくるような上昇が起きるかに注目し
2年利回りは下降チャネルライン(青)下限に到達してから小さく2回サポートされているため
反発し短期上昇チャネルライン(黒)下限を目指してくるかに注目です。
ドルインデックス
チャート:Trading View
短期下降チャネルライン(赤)等倍分を達成したことで下落が収まるかに注目します。
しかし戻りが鈍い場合は、再度下落が進み101.50付近を意識した動きが出る可能性があります。
USDJPY
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
昨夜のCPI以降下落幅が拡大し、下降チャネルライン(青)下限まで下落してきました。
下限から反発してくることが考えられますが、戻りが鈍い場合はさらに下を目指してから
反発してくることが予想されます。
その場合は緩やかな下降チャネルライン(青)下限128.20-30付近がターゲットとなりえます。
2nd. Check Point!
75EMA、200EMAともに下向きの角度を強めたことで下落が継続しやすい状況です。
価格との乖離もあることから動き方にも警戒し、ショートカバーの動きにも注意します。
前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目ペア No.1 USDCHF
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
短期上昇チャネルライン(黒)は3波構成であり、下限を抜けると次の動きに入ることが
今の時点で考えられます。その場合は角度が急な下降チャネルライン(青)半値付近を
意識した下落になります。
下落せずに短期上昇チャネルライン(黒)内で推移するならば
半値ライン(点線)を超えられるか否か、跳ね返るかどうかを意識していくことになります。
2nd. Check Point!
75EMAが横向きになっていることで動きが読みづらい状況です。
200EMAの上に75EMAがまだあるので上昇傾向という見方もできますが
75EMAで上昇を抑えられるような動きとなった場合は、下落転換の可能性を考えていきます。
前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目ペア No.2 EURUSD
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
強い上昇後のもみ合いから上に放たれたことで上昇が続きやすい状況へと変化した可能性があります。
上昇チャネルライン(黒)等倍分を超えてきたことで、等倍分の上限1.90200付近を意識した展開に
なると思われます。
もし下落しても1.08100-200付近でサポートされるならば、上を目指す展開は続きそうです。
2nd. Check Point!
75EMAが急角度になり、200EMAも上向きを強めたことで上昇が続きやすくなっています。
しかし価格との乖離も大きいため、動きと時間との関係は注意深く見ていくようにします。
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