【読むのは3分、書くのは1時間半、毎朝のルーティンは今日トレで】
今日のトレード戦略の時間です。
ここでは毎朝、前日の通貨強弱、前日の主要通貨ペア変動、投資家センチメント、
USDJPY(ドル円)、US10Y(米国債10年利回り)、US2Y(米国債2年利回り)、
ドルインデックス、前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目通貨ペアNo.1,No.2,No.3の分析と
トレード戦略をエリオット波動とチャネルラインを使って、トレーダー目線で考えています。
朝の時点での戦略なので、夕方以降は適さない可能性がありますが
基本的な考え方や分析はブログ記事やタイアップ特典のレポートに書いてあることがベースです。
現在の相場で迷ったときは参考にされてください。
今日のサマリー
・USDは先週末の米雇用統計、ISM非製造業の影響で下落転換へ
・資源国通貨(AUD,NZD)の上昇が続くかに注目
・USDJPY下落、ドルストレート上昇でクロス円が動きづらい状況を想定
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前日の要人発言
日銀関係筋
「日銀はイールドカーブコントロール(YCC)の再修正は急がない。12月決定の影響と効果を見極める」
ボスティック米アトランタ連銀総裁
「雇用統計後も自身の見通しは変わらない」
「5.00-5.25%まで利上げを行い、その後は金利を据え置くことを支持」
「米経済は確実に減速している」
「2023年の米GDPは1%になると予想」
「FF金利を5%以上に引き上げ、2024年まで維持することを支持」
「インフレ率は2023年末までに3%程度まで低下すると予想」
「インフレがピークに達したと言うには早すぎるが、データは励みになる」
クック米連邦準備理事会(FRB)理事
「インフレは非常に高すぎる」
「目標の2%に戻す必要がある」
「FRBはインフレリスクを予測する能力を向上させなければならない」
前日の通貨強弱
最強通貨:AUD,NZD 最弱通貨:USD
USDは米雇用統計後以降下落を強め、ISM非製造業発表以降はさらに下落を強めました。
AUD、NZDは深夜にかけて急速に強まった。GBPもそれに次ぐ強さとなった。
前日の主要通貨ペア変動
センチメント
参考データ:DailyFX
USDの下落でUSDCHFのネットロングが再度上昇し、下落が継続しやすくなっています。
ドルストレートのネットショートが増加、USDCADはネットロングが増加しているため
それぞれ上昇の継続、下落の継続が予想されます。
USDJPY
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
下落が強まり短期上昇チャネルライン(黒)下限を抜けてきました。
ここからさらに上昇してくるならば推進波(黒文字)が考えられ、
短期上昇チャネルライン(黒)内に戻る動きが予想されます。
しかし、上昇が終了したと思われるならば修正波(黒文字)となります。
この場合は、緩やかな上昇チャネルライン(青)の下限を下回り
赤ラインを抜けるかどうかに注目です。
2nd. Check Point!
75EMAの角度が下向きに変化してきたことで、このまま下落が続くならば200EMAの下に
潜ってくることが予想されます。
また短期上昇チャネルライン(黒)の75EMAが下回れば下落が継続しやすい状況へと
変化していくため、戻りが売られる状況となるかに注目です。
US10Y(米国債10年利回り)/US2Y(米国債2年利回り)
チャート:Trading View
米国債2年利回り、10年利回りは雇用統計とISM発表以降大きく下落しています。
この下落で今までの上昇は終わり、今後は利回り低下が起こりやすくUSDの下落要因となり得ます。
週明けはさらに下落するか、戻すかは分かりませんが、
戻っても限定的であることを想定しておく場面です。
ドルインデックス
チャート:Trading View
短期上昇ライン(黒)を下抜け他ことで上昇が終わり、3波動の上昇を確定させています。
75EMAが下向きに変わったことで下落しやすい状況へと変化している可能性が高いです。
乖離が進んでいる状況から時間か価格の調整が入りやすいため戻りをこなしてから
下落が強まるのか、戻らずにまだ下落が進むかを注意深く見ていくことになります。
前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目ペア No.1 AUDUSD
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
大きな上昇の後に大きな下落を繰り返しているやりづらい状況。
まだ上昇が終わっていないならば赤枠三角ゾーンを目指してくる動きが予想されます。
その上があるならば上昇チャネルライン(青)と同角度のラインを過去高値に合わせた0.69800や
チャネルライン(黒)の等倍分上限0.70300付近がターゲットになってきます。
2nd. Check Point!
200EMAの上に75EMAがある状況が続いています。
そのため上昇傾向は維持していると思われますが、乖離が大きくなっているため
時間と価格の調整が起きてくる可能性があり、押し目買い優勢相場となるかに注目です。
前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目ペア No.2 NZDUSD
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
角度Aと角度Bの短期上昇チャネルライン(青)が引けます。
戻りがあればこの角度のラインで考え、浅ければ0.62700、深ければ0.62300が候補になります。
0.63400付近で跳ね返されるならば、0.64000-200付近のターゲットに到達しやすくなります。
特に0.64090の以前の高値を超えてくるかどうかが、今後の動向に影響を与えます。
2nd. Check Point!
75EMAが上向きになったことで上昇しやすい状況になっています。
200EMAもやや上向きになっているので、強い下落にならない限りは75EMAが
200EMAの上に出てくることになります。
前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目ペア No.3 EURJPY
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
一旦上昇が収まっているならば下落が予想されます。
しかし、6日の動きが上昇後にほぼ同じくらい戻してきていることで
拡大フラットなど不規則な動きが考えられます。
すぐに上昇の動きを見せるならば140.32を割ることなく上昇して
下降チャネルライン(青)上限を超えてくる動きが出てくることが予想されます。
もし下落が進んだ場合、下降チャネルライン(青)下限や上昇チャネルライン(黒)の
半値(点線)を意識した動きが考えられます。
2nd. Check Point!
200EMAの上に75EMAが出てきていることで上昇が強まっていると判断できます。
しかしまだ両者とも近い位置関係のため、上昇を継続させるかは分かりません。
上昇が続けば必然的に75EMAは200EMAから上に離れていきますが
上下にレンジの動きを見せたり、下落が強まれば75EMAと200EMAは横に推移してきそうです。
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