【読むのは3分、書くのは1時間半、毎朝のルーティン】
今日のトレード戦略の時間です。
ここでは毎朝、前日の通貨強弱、前日の主要通貨ペア変動、投資家センチメント、
USDJPY(ドル円)、US10Y(米国債10年利回り)、US2Y(米国債2年利回り)、
ドルインデックス、前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目通貨ペアNo.1,No.2,No.3の分析と
トレード戦略をエリオット波動とチャネルラインを使って、トレーダー目線で考えています。
朝の時点での戦略なので、夕方以降は適さない可能性がありますが
基本的な考え方や分析はブログ記事やタイアップ特典のレポートに書いてあることがベースです。
現在の相場で迷ったときは参考にされてください。
今日のサマリー
・USDの上昇に伴うドルストレートの動きに注目
・AUD、NZDの資源国通貨の往って来いからの継続下落に警戒
・クロス円の上昇に注目
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前日の要人発言
日銀
「マネタリーベースは2008年以来の低い伸び、2022年の平残は前年比1.5%増」
ゴピナート国際通貨基金(IMF)チーフエコノミスト
「米国のインフレは峠を越えていない」
「中国経済は近いうちに著しい困難に陥る」
「中国の成長鈍化が世界の成長にネガティブなインパクトを与えるだろう」
岸田首相
「物価上昇に賃上げが追い付かないとスタグフレーションと警鐘を鳴らす声もある」
ボスティック米アトランタ連銀総裁
「FRBは手段を通じてインフレを引き下げることにコミット」
「米インフレは高すぎる」
「インフレ緩和の兆しはあるが、依然としてやるべきことは多くある」
ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ECBは夏までにターミナルレートに到達することを目指すべき」
「経済活動は予想よりも回復力がある」
「ECBは機械的な利上げに執着するべきではない」
ブラード米セントルイス連銀総裁
「金利は2023年に十分に制限的になる」
「インフレは依然として高すぎるが、緩やかになっている」
「2023年にはインフレが緩和するだろう」
「インフレ期待はFRBの2%目標と一致」
前日の通貨強弱
最強通貨:USD 最弱通貨:AUD
NY時間以降に上昇を強めUSD一強。
JPYは22:30以降に上昇を強めUSDに次ぐ強さとなりました。
AUD,NZD,GBPはNY時間以降下落を強めました。
前日の主要通貨ペア変動
センチメント
参考データ:DailyFX
GBPUSDのネットロングが増加。下落が継続する可能性が出てきました。
USDCHF、EURCHFのネットロングは減少したものの、まだ下落要因を残しています。
USDJPY
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
エリオット波動のカウントを修正した上図が正しいなら下落は終了し、
上昇していく段階に入っていると考えることになります。
上昇ライン(青)、短期上昇ライン(黒)が意識される角度になるか注目し、
特に短期上昇ライン(黒)は意識されながら上昇しているため、
縦に動く強い上昇時のサポート目安となりそうです。
黄色ゾーンをまずはターゲットと考えて、134.50を超えるかどうかに注目です。
2nd. Check Point!
75EMAが200EMAを少し超えてきたことで、上昇が強まる気配を見せています。
200EMAが上を向いていることで長期的にも上昇しやすい環境であることから
押し目買いが優勢の動きが続くかを意識しておきましょう。
US10Y(米国債10年利回り)/US2Y(米国債2年利回り)
チャート:Trading View
10年利回りは昨日は上昇したものの往って来いの状況でした。
今日、上昇してきても高値を超えられずに戻されるようであれば、
下落が強まることを想定しておきたいところです。
2年利回りは上昇気配が続いており、4.495%を超えてくることが予想されます。
4.55%を目安に上昇してくるか注目です。
ドルインデックス
チャート:Trading View
短期上昇チャネルライン(青)の下限を明確に抜けずに黒ラインを上抜けたことで
上昇が強まりました。短期上昇チャネル(青)上限の105.60付近をターゲット候補として
上昇してくるかに注目です。
前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目ペア No.1 AUDUSD
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
4日の上昇を打ち消す下落となったことで下落が強まる可能性が出ています。
赤Ⅲは未確定のため、さらに下落し0.67190を抜け確定することも想定しておきます。
短期下落ライン(黒)を超えない限りは下落の波は続きやすい状況です。
2nd. Check Point!
75EMAが下に向いたことで、下落に傾いていることが分かります。
200EMAの下に入った場合は下落が強まることを想定しつつ、
赤Ⅲが確定しているのならば、フラットかトライアングルを短期的に考えて
もみ合いに入るかに注目しておきます。
前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目ペア No.2 GBPUSD
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
下落基調は変わらず、昨日だけで上昇分を打ち消し、安値1.18997を更新しました。
短期下降チャネル(黒)を超えるまでは下落基調は変わらず、戻り売りが入りやすい状況です。
今後さらに下落する可能性があることから1.18200-500を目指すことが予想され、
さらに下落が強まれば1.17500-800の可能性も出てきます。
2nd. Check Point!
75EMA、200EMAが下向きに変わったので下落が強まる可能性が出ています。
ともに価格との乖離が大きいことから時間調整か価格の調整が入りやすいことを
想定してどこまで引きつけるかを考えていくことになります。
前日の通貨強弱から選ぶ今日の注目ペア No.3 NZDJPY
データ:フィリップ証券
チャート:Trading View
1st. Check Point!
短期上昇チャネルライン(黒)内で推移してくるかに注目です。
上限を超えてくると、さらに上を目指す展開も想定されるため、
84.98付近の直近高値を目指す動きとなるかがポイントになります。
短期上昇チャネルライン(黒)下限を抜けると下落が強まる可能性があることを
今の時点で認識しておくことが大事です。その際は下降チャネルライン(青)下限が目安になります。
2nd. Check Point!
75EMAと200EMAが緩やかに上昇していることから、上昇基調が強まる可能性があります。
75EMAが短期上昇チャネルライン(黒)下限を抜けると下落が強まるサインとなるため
下落時は75EMAとの兼ね合いにも注目です。
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