「投資(FX、株・商品、CFDなど)で資金が増える人は何が違うのか」を収益グラフから考える(実例付き)

トレード損益レポート

人は必ずその物や結果をイメージしてからでないと何かを作り上げる、成果を上げることが
できないのは周知の事実です。人はイメージが先行して初めて行動し、
行動の成果を認識することが出来るようになっています。

何かが出来上がってからイメージしたもの、成果になったということはありません。

しかし投資において、投資にも限りませんがお金が絡むことに関しては
なぜかその順序が逆になってしまいます。

「投資=お金を増やすこと」が大前提であるがために
「お金が増えて出来ることを最初にイメージ」してしまいます。

イメージしたことを行動に起こして現実化するという順番は合っていますが
投資やお金を増やす場合にはこれだけでは不十分です。

その理由と対処法を今回は解説していきます。

投資とは純粋にお金という数字を増やしていくこと

現代社会において、お金とはすでに数字上だけの金額で成り立っています。
物々交換→石などの代替品→金→紙幣・貨幣となって現代に繋がっていますが
金の価値以上に紙幣が流通しているために、もはや数字上だけで成り立っていると言っても
過言ではありません。(大雑把に考えてください)

銀行は一定以上の大きな金額を引き落としたいときは必ず事前連絡しないといけないのは
銀行のリスク回避もありますが、現物で支給するためにかき集めなければいけません。
銀行の支店に大きな金額を常時用意していないのはほとんどの人は知らないでしょう。

そういう現代なので、お金=現物という意識を持っていると、
所有欲の方をイメージしてしまいやすく、失う=使うことではないために
心理的に大きなダメージを受けやすいと思います。

使ってないのに減っていくことは投資初心者や利益を積み上げられない人にとっては
イメージできないことであって、到底受け入れることができないからです。

これが実は大きな障害であり、チャート分析(テクニカル・ファンダメンタル)より
先に乗り越えなければいけない最初で最大の関門であることは知られていません。

まずはお金は数字であることをしっかりと受け止めて、考えていく思考を
投資において重要視していくことがファーストステップです。

理想的な資金の増加とはどのような状態か

投資において、お金(投資資金)は数字の羅列であることを認識した上で
投資資金の理想的な増加とはどのようなものかを考えてみます。

まずは理想的な夢物語のような例から見ていきましょう。

超理想的な資金増加例

理想的な資金の増加例

投資を知らない人や初心者は誰しもこのようなイメージで投資を始めていきます。
ここまで完璧な右肩上がりの増加率はどんな敏腕トレーダーでも不可能です。

ただビギナーズラックという投資を始めた頃に起きてしまう現象のせいで
このようなグラフになるという先入観が中々外れなくなるために
大損したり、何年も負け越したりするのだと思います。

コツコツドカンの典型的な負け組トレーダーの資金変動例

投資でお金が増えない人の資金増減例

次にコツコツドカンの典型的な例です。
投資初心者や感情トレードで簡単に起こりうる資金の増減例です。

経験に裏づかない勘頼りの運任せトレードや負けを取り返そうと頻繁にトレードをし
動きに振り回されている状態です。
ですが誰しも通る道なので恥じることはありません

大事なのは、このような資金の増減をしっかりと記録しグラフ化することで
抜け出せる可能性が高まります。これは現状認識ができたためで今の自分の実力を
思い込みだけでなく、視覚化していけば解決策がいくつも出てきます。
こうした状態を投資を続けている間は常に意識して改善していくことになります。

実際の理想的な資金増加例

実際の資金が増えていくトレーダー例

では実際に利益を積み上げていけるトレーダーはどのような資金の増加をしているのか。
これはとても気になるところです。

勝ち続けるトレーダーは必ず以下のような特徴があります。

・こまめな損切り
・トレンドフォロー型、レンジ型、逆張り型のどれか1つを完璧にしている
・常に手法の改善やチャート分析に余念がない

2番目の項目の補足として、型を決めてから状況に合わせて型を組み合わせているトレーダーも
多いです。Pelican FXは利益が上げやすいトレンドフォロー型と逆張り型を組み合わせています。

 

実際の資金が増えていくトレーダー例

先ほどのグラフをトレンドフォロー型の例として仮定して見ていくと下記のようになります。

資金が増加しているところはトレンドに乗れたところ、または連勝したところ。
細かな増減がある部分はもみ合いやトレンドが始まるタイミング・逆行を狙った逆張りで
損切りと利食いが入り混じっているところ。

利益が大きくなるタイミングをしっかり自分のものにし、次の大きな動きが出てくるまでは
チャンスを逃さないように損切りも繰り返しながら待ち続けると上図のようになります。

資金が思ったように増えない期間が続いても利益が大きくなるタイミングで
きちんとトレードし、利益を確定出来る手法とそれを繰り返せる自信があれば
決して不安になることはなく、どこかのタイミングで損切り分を回収し資金が増えていきます。

こういったトレーダーになることをイメージしていくといいと思います。

次の項目では実際のPelican FXのトレード例で解説していきます。

Pelican FXの実例

Pelican FXの実際の資金増加例

こちらはPelican FXの9月から現在(11月15日まで)のIG証券の証拠金の増加例です。
資金は11万円からスタートしています。

先ほどの理想的な資金増加例とほとんど似ているのがわかると思います。
テクニカル分析で見てしまうとエリオット波動の上昇推進波のようです。

大きな減少はなく、一定の幅で増減を繰り返した後にトレンドに乗って
まとまった利益を出しているためにこのような右肩上がりの増加していきます。

「適度な損切り」に「まとまった利益」の組み合わせでしか
投資(トレード)という行為によって資金は増えていきません。

取引回数が多かろうと少なかろうと、スキャルであろうとデイトレ、スイングであろうと
変わらないのは不変の原理と言ってもいいと思います。

グラフだけでなく実際の取引履歴をまとめたので参考にしてください。

最後に

今回紹介した理想的な資金増加グラフは一つの例であり、
人によっては増加している期間が長かったり、資金の停滞期間が長かったりします。
また、相場状況や手法によって大きくグラフの変動幅や形状が変わります。

自分の資金の増減具合を認識するためには、自分だけの参考資料を作る必要があります。
1〜3ヶ月の短期的なグラフ、6ヶ月の中期的なグラフ、1年の長期的なグラフ、
1年以上の超長期的なグラフという4種類のグラフを作りましょう。

そうした上で、自分の増減具合を視覚的に捉えられ、客観的に意識出来るようになります。
この積み重ねがトレーダーとしての成長曲線にもなります。

各証券会社では取引履歴をCSVでダウンロード出来るようになっているところが多いので
年末が近づいているこの機会にエクセルにインポートしてグラフを作り
自分の収益グラフ、資金増減グラフを把握してみてはいかがでしょうか。

補足資料:IG証券で資金増減グラフを作る方法

補足として、別記事にアップしようとしていたIG証券を使ったグラフの作り方を解説します。
今回はGoogleスプレッドシートの方法でやります。Excelはほぼ似たような肯定で作成できます。
Macの場合はCSVファイルをNumbersで開けば簡単にグラフ作成できます。

<用意するもの>
 ・Googleスプレッドシート(Googleドライブから選択可)またExcel
  MacならNumbers
 ・IG証券のライブ口座での取引

 IG証券「My IG」を開き、取引履歴を表示させる

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

「履歴」をクリックして取引履歴を呼び出します。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

このような画面へと移ります。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

 

⑴「取引」の項目を選択(初期設定のまま)します。
⑵「日付」を選択し、表示したい期間を選択します。初期設定は「24時間」ですが
  それ以上、それ以下の期間を表示させたい場合は日付の赤枠をクリックすると
  任意の期間を選択できます。(選択範囲のカスタマイズもできる)

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

今回は「90日間」を選択します。

表示期間を選択したら「履歴の参照」をクリックすると、下部に取引履歴が表示されます。
「We found ___ results」はトレード回数のことです。
この場合は90日間で203回のトレードがあったことを示しています。

取引履歴をCSVファイルとしてダウンロードする

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

「Download CSV」の水色文字をクリックし、CSVファイルをダウンロードします。

GoogleスプレッドシートにCSVファイルをインポートする

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

Googleスプレッドシートを新規作成し、タイトルに「IG証券取引履歴」と名付けました。

⑴「ファイル」を選択
⑵「インポート」をクリック

この順番でCSVファイルをインポートする画面を表示させます。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

「アップロード」を選択し、先ほどダウンロードしたCSVファイルを選択します。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

無事にインポートできると、このような画面になります。

今のままでは最新の日時からの順番になっているため、これを時系列が古い順に並び変えます。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

⑴「Open Date Utc」の列を選択
⑵「データ」をクリックし、「列を基準にA→Zでシートを並び替え」をクリックします。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

これで時系列順となりました。

取引履歴だけを保存したい場合はこのままでいいですが、グラフを作るには情報が多すぎます。
必要な情報だけを抜き出していきます。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

まずはコピーを作成します。

⑴下部のタブを右クリックします。
⑵項目が表示されるので「コピーを作成」をクリックします。

これで元のデータをそのままにして、コピーしたもので自由に編集できます。

※今回は元のデータはあるので、コピーなしの画像で説明します。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

このままでは情報量が多いので、必要な項目以外は削除します。

今回は、「A列、L列、O列」を残して、他は削除します。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

⑴削除した後は、D列もしくはE列の1行目にトレード開始時、または月初の証拠金を入力。
 今回は「¥110,000」と入力します。
⑵SUM関数を使って指定した期間までの増減を表示させます。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

今回はE列に証拠金の増減を表示させました。

次にグラフを作りたいので日付と証拠金の項目(C-E列)を選択します。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法⑴先ほどの項目を選択したら、「挿入」をクリックします。
⑵項目画面が表示されるので「グラフ」をクリックします。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

グラフが表示されるので、今回は折れ線グラフを作りたいので赤枠を選択します。

 

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

このように表示されれば証拠金の増加グラフが完成です。
(グラフの表示を変更したい場合はグラフをクリックして編集します)

トレード毎の損益グラフの作り方

IG証券で資金増加グラフ、損益グラフをGoogleスプレッドシートで作る方法

トレード毎の損益の変動をグラフにしたい場合は、
B列とC列を選択し、先ほどと同じ工程を行います。

グラフで表示させると1回のトレードの最大利益や最大損失が分かりやすくなります。
特に0以下の損失部分が極端に大きく突出していれば損失ルールを見直さなければなりません。
1回のトレードで取れる最大リスク以上の損失が出ないように調整したり、
平均的な利益から逆算し、どのくらいリスクであれば資金が増えやすいかを考えることができます。
(上図では10,000円前後が平均的なので、最大リスクは2~3000円が妥当と判断できる)

グラフ化することで今まで見えなかった部分が見えるようになるので、
証拠金の増加グラフの他にトレード毎の損益グラフを作るのもおすすめです。

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