USD vs. EUR vs. GBP vs. JPY vs. CHF 通貨強弱からみる相関関係(2020.11.22)

通貨強弱から考える通貨ペアの相関関係 通貨強弱

11月23日までブログのテクニカル分析についてのアンケートを2種類とっています。
Twitterをやっていましたらアンケートにご協力をお願いします。

 

アンケートの結果によって更新頻度や通貨ペアをアップしていきますが
その中で日々の通貨強弱による相関関係も一緒に考えたら面白いと思っています。

そこで今回は現在の状況を通貨ペアから比較し、通貨の各々の強弱を把握し
どの通貨ペアが一番効率が良さそうかを考えていきたいと思います。
(AUD,NZD以外で今回はやっていきます)

EURとGBPの強弱関係

まずはEURとGBPの強弱を通貨ペアから判断していきます。

通貨強弱から考える通貨ペアの相関関係

純粋にEURとGBPの強弱を考えたいならばEURGBPを見ることになります。

現在の144分足での動きでは雲の下限を抜けて、前回反発してきた安値を目指しています。
この安値を更新してくると直近の最安値0.88607付近を目指しやすくなります。

 

ここでもう少し状況を詳しく把握するために日足も見ておきましょう。

EURGBP日足

日足でも一目均衡表の雲の下で推移していることが分かります。

大きな流れではエリオット波動の3波終了後の戻りの上昇が終わっています。
しかし問題はその後の現在の動きです。

上昇後の戻りの下落である修正波の「c」の後の上昇が雲によって阻まれていることから
上昇できない可能性を示唆し、「c」が「ⅲ」の役目となる可能性が出てきてます。
早い段階で「c」を抜けると拡大型の下落推進波「ⅲ」となることが予想されます。

その際の下落候補はグレー枠の0.88072付近であり、先ほどの144分足のチャネルラインを
少し下にずらした場合のチャネルライン下限とほぼ同じです。
すると144分足でのB波、B波からの反発C波と繋がり、日足での「ⅲ」、「ⅳ」となります。

その先の展開は日足単位では先すぎるため、重要なポイントに差し迫ったらアップしますが
チャート図の黄緑ラインのポイントが下落の候補となります。

EURUSDとGBPUSDどちらが狙いやすいか

通貨強弱から考える通貨ペアの相関関係

これらを踏まえた上でEURGBPとGBPUSDのどちらが狙いやすいかを考えます。

答えは簡単で日足と144分足でGBPが雲下限であることから
「GBPが強い=買われている」ことが分かります。

メジャー通貨ペアであるEURUSDとGBPUSDのどちらかでトレードしても良く、
「USDが弱い=売られている」という条件であればGBPUSDのロング(買い)の方が
効率的で利益が出る可能性が高くなります。
この条件であればEURUSDのロングも候補になりますが、GBPUSDほどの上昇力は期待できず
利益率はそう高くはないでしょう。

ここまで考えた上でUSDの強弱がどのくらいあるのかを考えていきましょう。

USDJPYとUSDCHFからUSDの強弱を調べる

通貨強弱から考える通貨ペアの相関関係

USDの強弱を測るにはドルインデックスのチャートを見ることになりますが
USDCHFとUSDJPYを見ることでもできます。

USDCHFはドルインデックスと似たような動きになりやすいペアであり、
USDJPYはリスクオン、リスクオフのときなど条件が揃うと動きやすいペアです。
この2つの通貨ペアを見ることでUSDがどのような状況かが分かります。

上図の144分足では両方の通貨ペアが下げ止まっていることが分かります。
この先下落が続く可能性があるとは言え、今の状況下ではサポートされていると言えます。

「両方が下げ止まった=USDのショート(売り)が弱くなった」と言えるが
「USDのロング(買い)が起きている」とは言えない。

ここが重要です。

しかし、FXは通貨同士の売買であるため、ある通貨ペアのどちらかの通貨を買ったら、
どちらかの通貨は売っていることになります。

つまりUSDCHFとUSDJPYで上昇してくるならば、USDの買い戻しとCHFとJPYの売りが
起きることになります。上昇率の差はあれど、上昇しているかが重要です。

※USDJPYのショートカバー(USDの買い戻し)が強まり、USDCHFは動きにくいという状況も十分考えられるため
 その都度の状況判断が大切です。

GBPUSDの上昇が優勢となる理由

・EURGBPではGBPの買いが優勢
・USDCHFとUSDJPYではUSDの買い戻しが入る可能性がある

これらから次のことを考える必要があります。

「もしUSDの買い戻しが入ったら、そのUSDを使ってどの通貨を買うことになるか」

FXの基本は以下の2つだけです。

・強い通貨=買われている通貨を買う(ロング)
・弱い通貨=売られている通貨を売る(ショート)

つまり、現在の状況で言えばEUR,GBP,USD,CHF,JPYの5つの通貨に限定して言えば
GBPが一番買われていて、USDが一番売られていることになります。

さらに細かく見ていくと、GBP>EUR>JPY>CHF>USDとなります。
GBP,EUR,JPYが状況に応じてトップに来ている状況です。

GBPUSD/EURUSD/USDJPY/GBPJPYの通貨ペア比較

週明けの動きでUSDが買い戻されてきた場合どうなるでしょうか。

USDJPY

USDがJPYに対して買い戻される要因として、USDJPYの日足で短期的なエリオット波動の
下落波動が収まり、修正波動「c」を作る動きが出てきていることが上げられます。

ドル円日足/エリオット波動

日足では大きな流れでは「(A)→(B)→(C)」の修正波は継続中です。
その(B)波を構成する流れ「i→ⅱ→ⅲ→ⅳ→ⅴ」「ⅲ」を作る動きが完了した可能性があります。

「ⅲ」の中の下落波動のカウント「1→2→3→4→5」の「5」を下回る「b」の可能性がありますが
144分足では3回の跳ね返りがあるため下支えられていると考えることができます。

そうした背景のため、USDに対するJPYの動きとしては104.60付近を目指す上昇が
今後出てきても良い状況であり、さらに105.00付近を目指す上昇が起き、
長期的には107.40付近を意識した修正波「c」の動きが2021年2月9〜11日までに起きてくる
可能性がエリオット波動から予想できます。

 EURUSD

EURUSD/ユーロドル/日足

EURUSDは日足では上昇推進波4波を形成し上昇中です。
雲の上を推移し、上昇軌道に乗っていることが分かります。

144分足ではチャート上で上昇推進波「i→ⅱ→ⅲ→ⅳ→ⅴ」の「ⅴ」を作る動きとなっています。
フラット型の3波であれば高値更新後は1.19200-470付近を目指してきそうです。

 

EURUSD/ユーロドル/144分足

ですが、このようにカウントすることもでき、その場合は1波延長型の動きとなり
先週の高値で上昇波動終了し、1.17457を抜けるような動きが出てくるかもしれません。

この場合はUSDが強くなって買われ、EURが売られるという状況となる。
USDが買われているというよりも、EURが売られているという状況の2パターン想像できます。

EURが売られている状況であれば、EURGBPで強めの下落となる動きが出てくることから
EURGBPの動きを見極めることが大事です。(先述参照)

GBPUSD 

GBPUSD/ポンドドル/日足

日足も144分足も雲の上で推移し、上昇傾向にあります。

日足では上昇推進波「⑴→⑵→⑶→⑷→⑸」を作る動きとなっており、現在「⑸」を形成中です。
「⑷」の中の上昇推進波1波の1.618倍が3波の候補であることから
「(ⅲ)」は1.36589付近になると予想されます。

144分足では5波形成中ですが、3波が拡大型フラットになる可能性があるため
まだ4波が確定されていない状況です。そのため1.33680-990付近まで上昇後に戻してくる
ことも想定しておきたいところです。

 GBPJPY

GBPJPY/ポンド円/日足

GBPJPYに関してはUSDJPYの動きとGBPUSDの動きを見る限りでは
144分足が雲の上限に接しているため、超えてくれば上昇しやすい可能性が出ています。

日足では「①→②→③→④→⑤」の上昇推進波を形成中であり、
現在の動きは「③」の大きな波を形成しているものと思われます。
「①」の長さの1.618倍が「③」の候補であることから、148.30付近が候補に上がります。

次に日足の「④→⑤」の動きを構成する「⑴→⑵→⑶→⑷→⑸」の動きを144分足で見ていきます。

144分足での「⑴→⑵→⑶→⑷→⑸」「⑷→⑸」の動きを形成中ですが、
まだ本格的な上昇になるとは言い切れず、下落の流れを切るための試しの上昇が見込まれます。

138.40付近まで上昇して1波目を作り、戻りの下落で138.00付近でサポートされて
2波目を作ってから140.28付近の3波、142.13付近の5波を作るようなイメージが予想できます。

最後に

これらのように自分が取引する通貨ペアに関連する複数の通貨の強弱を把握することで
次にどの通貨にチャンスが出てくるのかを見つけることができます。

しかしこれらをFXを始めたばかりの人ができるわけではないため、
最初は1つの通貨ペア(USDJPYやEURUSDなどのメジャー通貨ペア)に絞り
複数の通貨の監視が必要なクロス円(EURJPYやAUDJPY、GBPJPYなど)は
手を出さない方がいいでしょう。

1つの通貨ペアを完璧に分析し、取引できてからでも遅くはないため
まずは丁寧に自分のスキルを磨くことが大切ですので、頑張って身につけてください。

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