AUDUSDはエリオット波動では修正C波形成中の上昇と捉えることができる。
現在3波を終えて、修正波動を作りながら4波を確定する動きが出てきている。
この動きの後に5波動目とな李、もう1段階上の上昇の動きが出てくると予想する。
使用しているチャートはIG証券のProRealTimeチャート
月足
1988年からのデータによると2011年につけた高値の動きは修正波動であったと思われる。
その後の下落は5波動となっており、2020年3月を底に上昇してきている。
この戻りが確定するには4の高値0.81360を超えてくることが条件であり、
今の上昇はここを超えるための動きであると予想できる。
日足
日足でこの動きを見ていくと、下落5波が終わった後の上昇なので、修正A波、修正B波ができていることがわかる。
現在の上昇は修正C波を形成中であり、修正A波高値を超えたことから副次波3が形成中である。
2021年1月6日以降高値を更新できていないため、この高値が副次波3となっていると思われる。
高値をつけてから下落の動きができていることが確認できる。
その動きは「ⅰ〜」となっており、「ⅳ」を形成途中であると言えよう。
「ⅱ」高値0.78055を超えてくるとカウントが変わってくるため、この高値が現在の上昇のポイントになっていると思われる。
しかし「ⅳ」は「ⅰ」と重なることはないため、「ⅳ」ではないことは確実であることに注意したい。
つまり、3波の下落からの反発上昇となっていることから、ペナントかフラットパターンがこれから起きることを予測できる。
フラットパターンであればこの後の下落は5波動を伴う、ペナントパターンでは3波動となる。
このことを意識しておくべきだろう。
今現在動いている状況はその最後の動き5波動目となっていることから、フラットパターンが有力になっていると言えよう。
だが、3波の高値0.78203を超えてくる拡大フラットパターンの可能性もあることや、
高値からの下落が2月2日安値0.75637まで届かないランニングフラットパターンもあることも考慮したい。
これらの修正波動を得て、5波動目のベースを作り、上昇していく動きとなるだろう。
上昇のターゲットは月足の項目で書いたように0.81360を超えてこないとトレンド転換とならないため
ここを超えてくるような上昇になると予想する。
付録
チャネルラインを引くとこのような感じとなる。
直近の安値は75EMAとベースのチャネルラインの半値分と重なったために意識されたと思われる。
コメント