【3分で分かる】シリーズはFX歴19年の私が経験とテクニカル分析技術を織り交ぜた
エリオット波動とチャネルラインを使ってオリジナルトレード理論で
トレーダー目線を第一に考えて今日一日の動きを考えています。
基本的な考え方や分析はブログ記事やタイアップ特典のレポートに書いてあることがベースです。
現在の相場で迷ったときは参考にされてください。
昨日の経済指標と要人発言
指標名 | 結果 | 予想 |
---|---|---|
豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 | 3.6% | 3.6% |
オーストラリア準備銀行(RBA)声明
「インフレ率が目標値に戻り、この高インフレの時期が一時的なものに過ぎないことを確認するために、さらなる金融引き締めが必要」(前回は今後数カ月の間にさらなる利上げ)
「将来の利上げの規模は、引き続き今後のデータとインフレ、労働市場の見通しに関する理事会の評価によって決定」
「インフレ率を目標に戻すという決意に変わりはなく、そのために必要なことを行う」
「月次CPIは、豪インフレがピークに達したことを示唆」
「インフレ率は今年から来年にかけて低下し、2025年半ばには3%程度なると予想」
「今後2、3年の豪成長率はトレンドを下回ると予想」
「家計消費の伸びは金融環境の悪化により鈍化しており、住宅建設の見通しも軟化」
「労働市場、若干緩和したが引き続き非常にタイト」
「賃金の伸び、タイトな労働市場とインフレ率上昇を背景に上向きの動き続く」
今日の重要指標
時間 | 指標名 | 予想 |
---|---|---|
なし | なし | なし |
AUDUSD(オージードル/豪ドル米ドル)

チャート:フィリップ証券 MT5(Meta Trader5)チャート
政策金利維持は予想通り、インフレ目標値到達、今後数カ月の間にさらなる利上げ→さらなる金融引き締めが必要という内容から豪ドル売りが加熱したものと見られます。
エリオット波動ではすでに先に下落の傾向を見せていたので、今回の戻りをつけない下落が
今朝も続いていると考えられます。
・レジスタンスゾーン 0.67700-0.68100
このゾーンに到達するのは現時点ではないため、その下で意識されやすいレジスタンスゾーンは
0.66800-0.67200と予測できます。
現在は下降チャネルラインと同じ角度のラインに到達し、一度戻してくるのか
更に下落して0.65500を目指すかと考えられます。
・サポートゾーン 0.64900-0.65500
政策金利発表後の下落が一方的なものだったので、今の斜めのサポートラインに到達したことで
一時的に反発する可能性を考えたいところです。0.66420付近まで上昇した後に下落するのかを
考えます。
AUDJPY(オージー円/豪ドル円)

チャート:フィリップ証券 MT5(Meta Trader5)チャート
75EMAが200EMAの下に入り込もうとしています。
これが下に行くのはほぼ確実のため、戻りをこなした後も下落が続く可能性を考えておきます。
91.0-40付近のレジスタンスゾーンに75EMAが入るかどうかにも今後注目します。
・レジスタンスゾーン 91.00-40、91.90-92.30
90.22のサポートラインを抜けたところで反発しています。
91.00-40まで戻りの上昇を考えたいですが、ドル円の上昇で上昇していることと
AUDUSDが強い下落となっていることで板挟みにあうことを考えておきます。
基本的に豪ドル売りの形なので戻りは限定的と予測します。
・サポートゾーン 88.10-70
90.22のサポートライン付近は斜め上昇ラインのサポートラインがあるため
これを抜けない限りは下落が強まることはないと考えられます。
現時点ではこのラインに注目し、反発、下落両面で戦略を立てることになります。
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