エリオット波動で考える来週(8/10~14)のEURUSD(ユーロドル)テクニカル分析

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毎月恒例の米雇用統計も終わり、徐々に夏休み相場になっていきますが
コロナの影響で世界全体が不透明感と不景気になっているので、
毎年8月のような動きになる可能性は、もしかしたら低いかもしれません。

それでは今週末に発表されたCoTチャートから見ていきましょう。

CoTチャート

 

Dukascopy Japan提供のCoTチャートを確認すると、
今週もUSDに対するEURの買い建玉が増加し、売り建玉がやや減少しているだけです。
そのため、買い建玉と売り建玉の合計の差異(Net Noncommerical Positions)は
過去最高を更新し、180,648となっています。

このことからそろそろ買い建玉を解消してくる動きが出てくる可能性も出ており
EUR売りとなりやすいかもしれません。ですがこれはあくまで買いこまれた分を
解消しているものであるため本格的な売りとは言えないことに注意が必要です。
(新規の売り建玉が増えていくことはある)

USDとEURのインデックス比較

次にドルインデックスとユーロインデックスを日足で比較していきます。

ドルインデックスとユーロインデックス比較

綺麗に逆相関関係になっているのがわかります。
USD(米ドル)が弱く、EUR(ユーロ)が強くなっているため
結果的にEURUSDが上昇している現状が明らかです。

今週の動きだけに着目すると、安値を更新してきてから金曜が上昇して引けており
この上昇が一時的には続くような雰囲気が出ています。

しかし、まだ再度下落してくる可能性も残されているため
安値更新をしないことが条件のダブルボトムとなるまでは
完全にはUSD(米ドル)が底を打ったとは言えないことを頭の片隅におきたい所です。

EURUSDチャート

日足

EURUSD/ユーロドル/日足

日足では高値更新後に下落が強まり、一目均衡表の転換線を終値で抜けました。

このことから一旦下落が進む可能性が出てきましたが、
まだ日足の3波が確定したわけではないため、下落しても再度上昇してくる
可能性が残されていることを忘れてはいけません。

4時間足

EURUSD/ユーロドル/4時間足

今週は雲付近からの上昇から始まり基準線を再度超えてくる動きとなったため
一時的に上昇が強まり、基準線を下回る際に作った高値を超えてくるものでした。

しかし、この後の1時間足で解説しますが、高値を更新した後に大きく戻され
ブレイク失敗の状態となりました。その際の反動で下落しやすい状況となり
基準線を再度下回り、雲の中で今週は引けました。

今週の動きから、拡大フラットの可能性が出てきたため、
図のAの安値を更新する可能性が高まっていそうです。

また、1波と3波の山(トップ)を結んだラインを2波に平行移動させ、
このラインを抜けてきたところが4波の候補として導き出せます。

さらに、フィボナッチリトレイスメントを2波から直近高値に当てたものと
0波の上昇の起点から直近高値に当てたものの2種類で表示させた
FIB38.2%のエリアが4波目の候補(パープル枠)が導き出せます。

もし拡大フラットとなり、Aを抜けるような下落となり、
1-3ラインを2波に当てたラインが抜けたところが4波の候補となり、
一目均衡表の雲を下抜けたことで4波が確定してくると仮定すると
パープル枠部分が最初の候補となりそうです。

1時間足

EURUSD/ユーロドル/1時間足

1時間足の5波目が雲を抜けて終わり、次の1サイクルが始まったところがAとなります。

この1サイクルの上昇は5波の頂点を上回りましたが、
この時の3波の延長候補(1波の1.618倍)を超えているため
(超えても伸びる可能性あり。今回は日足のベースラインのコピーに到達したことも要因)
結果的にブレイクのだまし、いわゆるフェイラーになりました。

この後、5波目で上昇ブレイクアウトを失敗した高値を超えるような
動きが出てくる可能性も考えましたが、上記ツイートのように4波目に
フィボナッチリトレイスメントの38.2%を当てたところ、
5波目がかなり下の位置にあったため、ここで上昇が終われば
5波目はフェイラーとなります。

 

💹 #EURUSD #ユーロドル #1時間足
1時間足で雲を終値で抜けたので上昇3波が確定
(トレンドライン紫の始点が上昇のスタート)

このトレンドライン紫を抜けてくると下落が加速しやすい状態になり、先ほどの投稿の3波目を形成しやすくなりやすい。#MT5 #エリオット波動 #一目均衡表 #雲

 

💹 #EURUSD #ユーロドル #15分足
赤の部分で下落が落ち着き、青矢印の下落のサイクルが完成したようなので、一旦全決済。
雇用統計か調整の上昇で一目均衡表の基準線(青)を
終値で超えてから、次の下落の流れが出てくる可能性も考えたいところ。#MT5 #エリオット波動 #一目均衡表 #雲

結果的にそのようになり、下落が強まったため、このタイミングでショートしていました。

 

EURUSD/ユーロドル/1時間足

1時間足のチャートに戻りますが、昨夜の雇用統計後に下落が強まり
Aを起点とした上昇トレンドライン(紫)を抜けて、
下落が強まる可能性があるゾーンに突入しました。

図の青枠で囲った部分を結んだトレンドライン(紫)が
今後意識される可能性も考えておきます。
さらにこのラインを雲を抜ける前につけた安値に並行移動させたものも
下落からの戻りの基準として意識される可能性を考えます。

昨夜の深夜の時間帯は横への動きとなったため、
週明けは戻りが強まり、Aを起点とした右上がりのトレンドライン(紫)と
右下がりのトレンドライン(紫)付近まで上昇するのか、(赤枠)
戻りが浅いまま下落が進んでくるのかを判断していくことになります。

戻りが鈍いか、戻りの上昇が強く出て基準線を上回ってくると
今回の下落が一旦落ち着き、次の緑枠で囲った部分の値幅と同じくらいの
下落が出てくるタイミングが出てくるものと思われます。

この下落でもAを抜けることはないため、Aに届かずに反発上昇していく動きが
出てくる可能性も考えつつ、上記4時間足の項目に書いたようになるならば
5波のエクステンション(延長)が起きることも考えていくことになります。

その際のターゲットは右下がりのトレンドライン(紫)コピーである
トレンドライン(黒)付近が意識されるかを見ていくことになりそうです。

フィボナッチタイムゾーンでタイミングを図る

EURUSD/ユーロドル/1時間足/フィボナッチタイムゾーン

先ほどのまでの下落が終わった頃に4時間足ベースの5波目の起点が出来上がり、
上昇していくような動きが出てくるかもしれません。

エリオット波動では1サイクルを求めるために、
最初の推進波5波から修正波3波の期間を求めることができます。

フィボナッチ・タイムエクステンション(フィボナッチタイムゾーン)を使い
推進波5波を作るまでにかかった期間を約1.618倍すると修正波3波が完成する
おおよその期間が求められます。

上図のチャートはそれを表しており、8月15〜16日にかけて修正波3波が
完成してくる可能性が出ています。実際にはその手前付近でダブルボトムを
作ってくることが多いですが、今回もそうなるかはわかりません。

来週(8/10~14)には到達する可能性が低いかもしれないため
下落してもAから引くレンドラインの起点と終点の安値を順番に
狙ってくるような動きになることも想定しておきたいところです。

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